Tuesday, May 2, 2023

シアトルの春 霊的成長を望む者は霊的成長を促すような生活をするほかはありません。

  Those who desire spiritual growth have no choice but to live in a way that promotes spiritual growth.

 

春の白樺の木の若い緑の葉 | プレミアム写真


 タネ蒔きと収獲(絶対不変)の摂理
 

大地が〝実り〟を産み出していく自然の営みの中に、神の摂理がいかに不変絶対であるかの教訓を読み取るべきです。

大地に親しみ、大自然の摂理の働きを身近に見ておられる方なら、大自然の仕組みのすばらしさに感心し、秩序整然たる因果関係の営みの中に、そのすべてを計画した宇宙の大精神、すなわち神の御心をいくばくかでも悟られるはずです。
 

 蒔いたタネが実りをもたらすのです。タネは正直です。

トマトのタネを蒔いてレタスができることはありません。

蒔かれた原因(たね)は大自然の摂理に正直に従ってそれなりの結果(みのり)をもたらします。

自然界ついて言えることは人間界についてもそのまま当てはまります。
 

利己主義のタネを蒔いた人は利己主義の結果を刈り取らねばなりません。

罪を犯した人はその罪の結果を刈り取らねばなりません。

寛容性のない人、頑(かたくな)な人、利己的な人は、不寛容と頑固と利己主義の結果を刈り取らねばなりません。

この摂理は変えられません。永遠に不変です。
 

発生した原因は数学的・機械的正確さをもって結果を生み出します。

聖職者であろうと、聖職者でなかろうと、その大自然の摂理に干渉することはできません。
 

霊的成長を望む者は霊的成長を促すような生活をするほかはありません。
 

その霊的成長は思いやりの心、寛容の精神、同情心、愛、無私の行為、そして仕事を立派に仕上げることを通して得られます。

言いかえれば内部の神性が日常生活において発揮されてはじめて成長するのです。

邪な心、憎しみ、悪意、復讐心、利己心といったものを抱いているようでは、自分自身が犠牲となり、歪んだ、ひねくれた性格という形となって代償を支払わされます。
 

人間は自分の魂の庭師のようなものです。魂が叡智と崇高さと美しさを増していく上で必要なものは神がぜんぶ用意してくださっております。

材料は揃っているのです。

あとは各自がそれをいかに有効に使用するかに掛かっております。

シルバーバーチ


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