Thursday, July 28, 2011

シアトルの人たち 隣のメグさん



アメリカ人は近所付き合いをしないということは、よく知られていますが、われらが隣のメグさんは、日本の昔の隣のおばさんのようにフレンドリーで、私たちとの間ではよく手作りのパイやクッキーが行ったり来たりしていました。

有る夜の9時頃、「クッキーを作っているけれど、卵が2個足りない」と電話が掛かってきました。
「よしやっ」とお爺さんとテレビを見ていたお父さんが、ドラマを中断して届けてあげました。

「日本の向こう三軒両隣では良くあることだけれど、頼んだ者は自分で取りに来るものだよ」と、お父さんに言ってあげると。「まあ、いいさ」と再びドラマに見入っておりました。

そのメグさんが数ヶ月前の夜の9時頃、「自分の家がわからない」と我が家のドアーをノックしてきました。
「あんたの家はとなりだよ。」とお父さんが指差したので、彼女は自分の家に戻ったそうですけれど何かおかしいと、次の日娘とクッキーを焼いて持っていってあげました。

同居人のケンさんもいて、彼女がアルツハイマーだと言うことを教えてくれました。
ここのところ急速に悪くなってきている。といっています。

その後程なく、彼女は遠くの療養所に行ってしまいました。

「私たちのこと、もう忘れてしまっているかしらね?」と時々娘と話しています。
綺麗だったメグさんの庭が、荒れてきてしまっているのが無常です。

Sunday, July 24, 2011

我が家のCREATURES          6羽のレディ達とEM

   

彼女たちは遠慮なく垂れ流すので 、人里はなれたファームに住む限りにおいては問題ないけれど、宅地で飼う場合はとても気を使わなければならない、匂うし、暖かくなればハエがやたらと飛び回るのも人目に良くない。

それではと、掃除をよくして糞尿を取り除くのはかなり大変ですよ。
土をかけて処理するのも大変ですよ。

これは良い考えであったのは、我がハーブ ガーデンに勝手に生える雑草を絶え間なく供給していくこと。彼らは好きなものは良く食べてくれる。
そしてEMを散布すると、ここでほとんどの匂いが解消されて、近所に迷惑をかけないですむ。

なかなかうまくいっています。

Wednesday, July 20, 2011

我が家のCREATURES 6羽のレディ達

出番を待っているのが美しい6羽のレディ達です。

  手のひらに乗る小さな雛がこんなに大きくなり、昨年春から卵を提供してくれています。
7羽の姉妹たちでしたけれど、ある早朝狸の侵入にあい、1羽が殺されてしまったのは悲しいできごとでした。

息子がよく世話をし、餌を与えるので息子が小屋近くやってくると、”ソレッ”とばかりに走りよって後をくっついて回るのが可愛くて、息子はベジタリアンになりました。同じく私と娘もベジタリアンになりました。お爺さんとお父さんだけは頑固に、肉類を食べ続けています。

なぜか金色をしたメタルが好きで、メタルのボタンを突きにきたり、ある日夫の結婚指輪に目を付けて、突き始めたので夫が手を振り回したら、大きめの指輪が外れて事もあろうに一話の嘴に輪投げのようにはまりこんでしまったそうです。

それを奪おうとして他の5羽が後を追い回し、同じく取り戻そうと夫が追いかけ回し、漫画の様に面白い光景が展開されたということです。

Thursday, July 14, 2011

我が家のCREATURES          赤ミミズたちの働き 2

     赤ミミズさん達の減少はどうも人災らしいと、私たちは思うようになりました。

我々は大張り切りで、2年前に 1m50cm by 50cm の木箱2個を準備し 、5blほどの赤ミミズを飼育し始めました。

幾つかのファーマーズ マーケットで コンポスト の説明をしながら、赤ミミズやEMを紹介し、ミミズたちは沢山買われていきました。

ミミズ達は残飯を良く食べ、順調に増え続けコンポストも沢山作ってくれました。

しかしながら、コンポストの収穫作業はとても手間隙かかるものです。
特に、私も夫も生まれたばかりの小さいのも、卵も生かしたいの一念でその時間のかかることこの上も無く、背中も痛くなるし、段々不精になってきてしまい、箱の大きいのを良いことに食べ物と詰め物を入れるだけの期間が長引いてしまいました。  



  ごめんなさい と言って再び3日がかりで、コンポストを取り出し、卵まで取り出し、生まれたばかりのミミズも取り出して出直すことになりました。

Circle of life のほんの少しでも、人為的に歪めると誰もが災いを受けてしまうものですね。