Friday, June 17, 2022

シアトルの初夏 シルバーバーチの最大の特徴は、    The biggest feature of Silver Birch is


 シルバーバーチの最大の特徴は、成熟した大人の精神を持つ人間の理性的判断力に訴える態度に終始したことです。つまり自分が説くことで理性が反発を覚えることがあれば遠慮なく拒否してほしいと明言し、常に人類への慈しみの心で臨み、愚かしい質問にも決して腹を立てず、

失礼な態度を咎めることもなく、その態度と教説の内容は、みずから広言して憚らなかった 「宇宙の大霊から遣わされたメッセンジャー」 に恥じないものでした。

 もう一つの特徴は、自分の教えにハクをつけるために地上時代の高貴な身分や仰々しい肩書き、歴史上の大物の姓名を名のるようなことはしないという、厳しい掟を自ら自分に課したことです。 〈補注3〉


 〈訳者補注3〉
 この一節はシルバーバーチ自身語った言葉を著者が平たく述べたもので、これに類することは、その後もシルバーバーチは、表現を変えながら何度も述べている。

例えば 「私が地上でファラオ (エジプトの王) だったと言えば尊敬し、奴隷だったと言えばサヨナラをなさるおつもりですか」 と皮肉っぽく述べたり、 「人間は肩書きや身分や知名度などに拘るからいけないのです。

私がいかなる程度の存在であるかは、私が述べていることで判断していただきたい」、さらには 「私が述べていることが皆さんに訴えなくなったら、その時は存在価値はなくなったということでしょう」 とまで述べている。

 こうした一連の発現を裏返せば、そこにスピリチュアリズムと言う 〝地球人類の霊的浄化活動〟 が人類史でも空前絶後の、神界までも総動員した途方途轍もない大事業である事を、改めて実感させられる。〈補注2〉 で述べた、人間的煩悩から出る好奇心に超然とした態度がそこにあり 「謙虚」 などという言葉で表せる次元の話ではないのである。


さらにもう一つシルバーバーチは、私の専門であるバイブレーションの変換によって、自分よりさらに高い次元から送られてきたものを、地上で北米インデアンに所属していた霊を地上界(バーバネル) との直接アンテナとして送り届けているのであって、その教えは自分が考えたものではないと率直に述べている点でも、極めて特異です。

上には上があり、そのまた上にも上があり、宇宙は事実上無限の彼方までつながっていると言うのです。

 それは言い換えれば叡知(さとり)にも際限がないということになります。理解度が到達した次元までの知識を授かるのであって、それは一人ひとり違うことになります。スピリチュアリズムの発達の跡をたどってみても、心霊科学の発達も一進一退で、常に疑惑の目で見られてきました。

それは、人類の科学的知性がまだ霊的なものを証明する段階まで発達していなかったことを意味します。

 同じことがシルバーバーチの教えの理解についてもいえます。シルバーバーチが言わんとする核心まで理解が及ばず、結果的には、地上生活を送っている人間にとって都合のよいように解釈されていることがあります。

 新しいタイプの小説でも読むような感覚でシルバーバーチの説く宇宙観を読む人もいるようです。その核心に触れて目を覚まされ、本格的に人生を見つめ直すところまで行く人は、残念ながら少ないようです。あちらこちらで盛んに行われている超能力のデモンストレーションの話題を面白おかしく読むだけで満足している人もいます。

 また、信仰さえあれば知識はどうでも良いのではないかと思っている人も多いようです。そういう人は次のシルバーバーチの言葉をよく噛みしめてください。

 「知識は常に必要です。また常に求め続けるべきものです。もうこれで十分だと思って求めることをやめる人は、事実上、己の無能を宣言し、堕落し、錆びついていくことを求めているようなものです。魂は向上するか堕落するかのどちらかであり、同じ位置に留っていることは出来ません。人間は永遠に休むことのない旅人なのです」

℘45  
 さらに信仰について意見を求められてシルバーバーチはこう述べています。

 「人生には二つの大切な要素があります。一つは知識、もう一つは信仰です。知識の裏づけのない信仰は弱くて頼りになりませんが、知識に信仰を加えると素晴らしい組み合わせとなります」

 「このサークルの皆さんは、人生とその意義についての理解をもたらしてくれた知識をお持ちです。が、その知識も大海の一滴に過ぎないこともご存知です。そこに信仰という要素の必要性が生じます。しかし、あくまでも知識に裏打ちされた信仰であり、盲目の信仰ではありません。

知性を侮辱するような信仰ではなく、知識を基盤とした信仰、信じるに足る知識に裏打ちされた信仰です」

 知識と信仰、この二つの関係は五感で認識する世界と心で認識する世界の関係にすぎません。従って、限られた五感の世界を超越した知識を得ようとすれば、より高い次元で機能している意識に波長を合わせれば良いのです。

その時に直感される知識を〝悟り〟というのであり、それが人間の道徳的・霊的本性の向上を促すことになるのです。それをシルバーバーチはこう説いています。

 「あえて申し上げますが、地上界にもたらされる恩恵は、発明も発見もことごとく霊界にその根源があります。あなた方の精神は地上界へ新たな恩恵が霊界から届けられる、その受信装置のようなものです」
℘46
 こう述べてから、その知識を受け取った者には必然的に義務が生じることを指摘して、次のように述べます。

 「真理というものは、求める人には分け隔てなく与えられるようになっています。しかし、それを求める道は大いなる冒険の旅になることを覚悟しなければなりません。

境界線の見えない、果てしない探究の旅に出かけることを覚悟しなければなりません。時には障害が立ちはだかり危険にさらされることも覚悟しなければなりません。地図のない未知の領域を歩まざるを得ないことも覚悟しなければなりません。

しかし、そうした時でも、あくまでも真理の指し示す道に従い、誤りと思うことは、いかに古くからの教えであっても潔く拒絶する勇気がなくてはなりません」

 「新しい真理というものはありません。真理は真理です。それを受け入れる用意ができているか否かによって、そのレベルが決ります。皆さんも子供の時は能力に似合ったものを教えられます。アルファベットから教わって、知識の成長に従って単語を覚え文章が読めるようになります」


 「その単語に含まれている意味も、一度に分かるわけではありません。少しづつ分かっていきます。どれだけ理解できるかは、一(イツ)にかかって当人の理解力によります。

叡智には無限の奥行きがあります。精神的に、そして霊的に受け入れる用意が出来たものだけのものを手にすることができるのです」


 「みずから思いたって真理探究を志し、行為と想念でもって意思表示をすれば、その人物がそれまでに到達したレベルに相応した知識と教えを授かるように法則がはたらいて、その波動と調和し始めます。そのレベルには限界というものはありません。

ここで生き止まりと言う境界もありません。なぜなら人間みずからが無限の霊性を宿しており、真理も無限に存在するからです」

 「学ぶ前に、それまでの知識を洗い直さないといけません。正しい思考を妨げてきた夾雑物をすべて捨て去らないといけません。それができて初めて霊的成長の準備が整ったことになり、より高い真理を授かる用意ができたことになります。間違った知識、理性が反発するようなこと、宇宙の大霊の愛と叡智と相容れないものを捨て去ることがまず先決です」

 「伸び伸びとした思考が出来るようにならなければいけません。みずからを束縛してはいけません。自分の世界に垣根をこしらえて、新しいインスピレーションを入れなくしてはいけません。

真理探究の道はこつこつと絶え間なく続きます。魂が進化し、それに精神が反応して広がれば広がるほど、境界線はますます広がっていきます」

 「知識、真理、叡智、成長に限界がないことに気付いた時、あなたは真の意味で自由になるのです。心の奥で間違いに気付いたもの、理性が反発するものを即座に捨て去ることが出来るようになった時、あなたは自由になるのです。新しい光に照らして間違いであることが分ったものを、恐れることなく捨て去った時に始めて自由になるのです」

 「第三者の指導によってそういう状態に導くというのも一つの方法であることは違いありませんが、興味を見せているだけでまだ真理に目覚めていない人に、それがどういうものであるかを説明する時は注意が必要です。

当人はそれだけで悟ったように錯覚し、貴重な人間的努力や体験を低次元の霊力で代用して、それでよしという安直な満足感を抱かせる結果になりかねません」 〈補注4〉


 〈訳者注4〉
 これは一口で言えば、霊的真理を丸暗記しても悟ったことにはならないということを述べたものであるが、もっと大切なことも暗示している。シルバーバーチは 「サイキック」 と 「スピリチュアル」 とを区別している。

前者は肉体と幽体のレベルの法則が絡み合って生じる現象のことで、これは自我の霊性は関与しない。これが後者となると自我が覚醒し高級なスピリット、特に守護霊の働きかけが加わる。

前者にもスピリットの働きかけがあるが、まだ地上界の波動から抜けきっていない者、いわゆる 「自縛霊」 の集団であるから、浅はかな知恵で本来は人間が努力して行うべきこと、時には失敗や病気や災難を通して悟るべきチャンスを、あたら奪ってしまうことになる。

「あたら」 というのは高級霊の立場にたってそう述べたもので、彼らは親切のつもりでいても、それは喩えで言えば、学校の宿題を親がやっているようなものであり、あとで困るのは本人自身で、霊的進化が遅れることになる。

誰でも参加してよいような、安直に催される交霊会に出現するスピリットに 「人生相談」 を持ちかけるのは危険である。


 「要するにスピリチュアリズムの基本理念は、地上人類を物質的に豊かにすることではなく、霊的に豊かにすることです。いったい自分とは何なのか、宇宙とは何なのか、そして全てを創造した大霊とは何なのかについての理解に必要な摂理と実在についての知識をもたらすことです」
℘50
 「地上界がそれを必要とするのは、それを知ることこそが人生の全体像をつかみ不可解なことを理解しやすくするからです。その理解さ得られれば、あまりにも長いあいだ進歩のブレーキとなってきた、誤った教えが生み出す幼稚で悪逆な行為に苦しめられることがなくなるでしょう」

 「それが理解できない人はいるでしょう。そんなものは必要ないと考える人もいるでしょう。子供と同じで、まだオモチャが手放せない人もいますから、そういう人にはそういう人なりの教え方が必要です。

霊的真理の普及を目指すこのスピリチュアリズム計画の背後の全体像を、ぜひ理解してください」

 「スピリチュアリズムは、地上界を長いあいだ取り巻いてきた暗闇、今の時代になって、つらい思いとともに次第に分かってきた悪逆非道の原因を根絶することが目的なのです。

そうした邪悪の根源には霊的摂理への無知があります。唯物主義とそれが生み出す私利私欲の悪弊を吹き飛ばしさえすれば、地上界を最大の呪いから救うことができるということを、もうお分かりいただけると思います」

 「皆さんが偶然の産物ではないこと、気まぐれの遊び道具ではないこと、無限のエネルギーを秘めた無限なる霊すなわち神の一部であることは、すでにご存知です。

この真理が世界的規模で受け入れられれば、またこの物質界の彼方にも別の世界が存在すること、地上界で送る自分の生活には自分が責任を取らされ、それが次の世界に反映されること、そこには完全な公正を持ってはたらく永遠に不変の摂理が存在すること、こうしたことを単なる知識としてではなく実感をもって認識できるようになれば、人生の新しい基盤ができたことになります」

 「私たちがこうして地上へ戻ってきた理由はそこにあります。すなわち、たった一人の人物、たった一冊の書物、たった一つの教会、物質界であろうと霊界であろうと、たった一個の存在に忠誠を尽くすのはおやめなさい───ひたすらに大霊の摂理にのみ忠誠をつくしなさい。

と説くためです。誤ることも間違うこともないのは大霊の摂理だけだからです」

 「大霊の摂理の大切さを強調するのはそのためです。それを理解することによって全知識が調和するのです。科学者も哲学者も自由思想家も、その他いかなる種類の人間も、これだけは理性が反発を覚えることはないはずです。

なぜならそれは、永遠に不変・不易の大霊のはたらきの上に成り立っているからです」


 「進化のいかなる段階においても。、暗闇の中を歩むよりは光の中を歩む方が良いに決まっています。無知でいるよりは知識を身につけている方が良いに決まっています。ですから、いやしくも知性を授かった人間ならば、知識の探求は人生の基本的な目的であらねばなりません。

それを怠ると、迷信と偏見と不寛容と頑迷さがのさばるようになり、それを抑えきれなくなります」
℘52
 「ここまで来ればもう十分だという段階は決して来ません。学ぶこと、成長すること、進歩すること、向上すること、より高いものを求め低いものを捨て去ること───これはどこまで行ってもやむことがあってはなりません」

 「しかし、知識には責任が伴います。これも埋め合わせの原理の一環です。かつて所有していなかったものを手にした時、天秤のもう一方には、その知識をいかなることに用いるかという責任が生じます」

 「霊の力の働きかけを人類の歴史の特殊な時期だけに限られた、神の啓示の最後のものと受け止めてはなりません。啓示はその時代、その民族の理解力の進歩に応じて絶え間なく、そして発展的なものが授けられるのです」

 「必然的にそれは理解力の範囲内のものだけということになります。ほんの一歩だけ進んだものが授けられ、それが終了すればさらに次の段階のものが授けられます。その叡智の階段は無限の彼方まで続いているのです」
℘53
 「知識は喜びや幸せ、心の平静をもたらしてくれますが、同時に、その知識をどう生かすかという責任をもたらします。無知が生み出す愚かしい取越苦労を追い出してくれますが、その知識を手にした人間としてやらねばならないことにも気付くはずです。

知らなかったが故に犯す罪にもそれなりの代償は免れませんが、知っていながら犯す罪には、知らずに犯す罪より重い代償を支払わねばなりません」


 「時として、脳だけが発達して、精神と霊の発達が伴っていないことがあります。いわゆる〝知的人間〟ということになりますが、知的だから偉大であるとか立派であるということにはなりません」

 「それは物的側面、つまり脳に限られた発達です。そういうタイプの人間の中には、込み入ったこと、難解なことほど価値があるかに思っている人がいることは事実ですが、精神と霊性が正しく発達していれば、霊的真理の理解もそれだけ深くなります。

結果的には古い誤った概念を捨て去ることになり、それだけ真実に近づくことになります」

 「サークルの皆さんには、普段の物的生活の裏側で人知れず行われていること、地上界に打ち寄せている莫大な霊的エネルギー、皆さんを価値あることに使用せんとして苦心している大勢のスピリットの存在についての知識を得ていただきたいと思います」

 「また、あなた方自身に秘められた霊的本性の強力さと豊かさを我がものとしていただくために、その潜在力について理解していただきたいと思います。大霊の叡知、霊的叡智は無尽蔵であること、大霊の財産は無限であることを理解していただきたいのです」

 「断言しますが、真剣な気持ちで自分を役立てたいと願う人は、宇宙最大のパワー、生命力そのものを引き寄せることになります。それが義務の一つだからです。熱意を込め、そして賢明に活用することです」

 「ご自分の手の届く範囲の人に手を差し伸べなさい。この霊的真理の話をして聞き入れてくれない人は、その人の思う道をいかせればよろしい。

ご自分の光と良心に照らして、これで良いと思う通りにおやりになることです。何ごとも動機が大切です。動機さえ正しければ、いかなる事態になっても、最後は必ずうまくいきます」

 「いつどこで、と迷わずに、いつでもどこでも霊的真理を説くことです。時には拒絶されたり、小バカにされたり、物笑いのタネにされたり、嘲笑の的にされたりすることもあるでしょう。そんなことに構うことはありません。そんなことで怯むようではいけません。

受け入れる用意のできていない人は拒絶して当たり前です。あなたはなすべきことをなさったのです。それよりも魂に渇きを覚え、一滴の水を欲しがっている人が大勢います。
℘55
そういう人にとっては何にも替えがたい貴重な施しであり、そういうチャンスに恵まれたあなたは、たったそれだけで地上に存在した意義があったことになるのです」

 「真理は閉ざされた心には入ることが出来ません。受け入れる用意のできた人の心にだけ居場所を見つけることが出来ます。真理は、大霊と同じく無限に存在します。

このうちのどれだけを手にするかは、各自の受容能力によって決ります。受容能力が増せば、それだけ多くの真理を悟ることになります。が、いくら努力しても、宇宙の真理の全てを手にする段階には到達できません」


 以上は何冊かの霊言集から、霊的真理を知るということはどういうことなのか、また、霊的に向上するためには現在よりも次元の高い意識階層からの教えを吸収しなければならないことを説いた言葉を引用したものです。

Wednesday, June 15, 2022

シアトルの初夏 自分とは何か 永遠に変わらぬ真理を求めて What is I? In search of the truth that will never change





 世界にはさまざまな宗教が存在しますが、説かれる霊的真理は同じであるべきはずなのに、それぞれに違っています。なぜでしょうか? 組織体制を運営する者たちが摂理をねじ曲げてでも営業活動に精を出してきたからです。その違いが国と国とを離反させ、国民までもが敵視し合うようになっていったのです。

 キリスト教がそのよい例です。コンスタンチヌス帝の時代に宗教が国政と一体化してしまったために(補注1)、聖職者たちが為政者の我儘と悪だくみに加担して、教義を次々と書き換えていきました。

かくして〝宗教〟なるものが国家と人民、さらには家族間にも、なかたがいのタネを蒔くことになったのです。一言で言えば空前絶後の霊覚者イエスが説いた素朴な教えを人間が都合よく書き換えたということです。

 〈訳者補注1〉
 「世界史では西暦三二五年にローマがキリスト教を国教としたしたことになっている。D・ダドレー著 『第一回ニケーヤ会議の真相』 によると、表面の事実はその通りで、コンスタンチヌス帝の命令で、ローマの支配下の国々からキリスト教の司教二千人前後が出席して、第一回キリスト教総会が小アジ゛アのニケーアで開かれた。

五月末から九月までの足掛け五カ月にも及んだと言われる。表向きの表題は〝三位一体説〟の是非を論ずることにあったが、実質的には、その説を否定するアレクサンドリア教会の司教アルウスを弾劾することにあったことは明白である。その証拠に、結果的にはアリウスを支持する一派がローマ兵によって連れ出され、国外追放になり、その後アリウスは暗殺されている。

 見落としてはならないのは、そうした議論の進行中にそれまでのイエスの素朴な言行録が大幅に書き変えられ、さらに勝手にこしらえた教義、例えば、〝贖罪説〟等がキリスト教の絶対的な教義として確立されていったことである。

それはその後も続けられ、西洋史に暗い影を落とす〝暗黒時代〟を生みだしていく。英国の知性を代表するジョン・スチワート・ミルは、名著 『自由論』 の中でこう嘆いている。

 キリスト教を容認した最初のローマ皇帝がマルクス・アウレリュウスでなくコンスタンチヌスだったことは、世界のあらゆる歴史の中でも最大の悲劇の一つであろう。もしもそれがコンスタンチヌスの治世下でなくマルクス・アウレリュウスの治世下であったなら、世界のキリスト教はどれほど違うものになっていたであろうと思うと、胸の痛む思いがする」


 過去一世紀余りの教育水準の向上で目を覚まされ、それまでの 「ただ信ぜよ」 式の説教ではごまかされなくなった民衆は、いわゆる宗教的教義についてさまざまな疑問を抱くようになりました。

それは必ずしも社会の道徳水準の向上にはつながっていませんが、十数世紀も前に勝手にこしらえながら一度も疑念を挟まなかった教会の上層部の責任は大いに問われねばならないでしょう。

 これは他のあらゆる宗教についても言えることで、最初は庶民の道徳的ならびに霊的向上のために霊覚者を通して届けられたものが、時代とともに夾雑物が混ざって玉石混交のまま語り継がれ、教え継がれ、正しいのか間違っているのかにお構いなく〝そういうもの〟と信じられてきました。

が、幸いなことに、近代の飛躍的な科学の発達によってその間違いが誰の目にも明らかになってきました。今の時代に地動説が神を冒涜するものであると教会の言葉を信じる者はいません。
(『はじめに』の〈補注2〉参照)

 そして一九二〇年に至って、ある霊覚者によって地上界に向けて空前絶後ともいうべきメッセージが届けられるようになりました。その霊覚者は地上の人間ではありません。

三千年前に地上生活を送り、今では別の次元で生活をしている霊的存在(スピリット)です。それがモーリス・バーバネルという地上の人間をアンテナとしてメッセージを送ってきたのです。

 同じ地球上でも、アンテナさえあれば、ちょうど裏側に当たる場所とでも交信することができることは、すでに常識となっています。衛星放送がそれを如実に示しています。

それと同じことが次元の異なる階層とでも可能なのです。つまり霊的アンテナさえあれば交信が可能なのです。そうした仕事を言い渡されたスピリットは、バーバネルが母胎に宿った瞬間から、霊的アンテナとして使用するために準備を始めたと言っています。

 そのスピリットは 「シルバーバーチ」 と名のりました。むろん仮の名です。肉体の死後、我々は段階的に次元の高い階層へと進化していきますが(『はじめに』 の〈補注3〉 参照)、次元が高まるにつれて地上時代の民族や国籍、身分や地位、姓名等の価値も必要性も薄れていき、真理の理解度、霊的覚醒の度合いだけが問われるようになります。

そこでシルバーバーチという仮名を使い、地上の人間が関心を持ちそうな事柄は一切打ち明けず、聞かれても答えず 〈補注2〉、 ただひたすら、人類が長い歴史の中で台なしにしてしまった霊的摂理を改めて説きなおすことに専念しました。


  〈訳者補注2〉
 人間らしい欲求として、出現した霊が地上時代にどういう人物であったか、姓名を何といったかを知りたいと思うのは自然であるが、これはいろんな意味で危険をはらんでいることを知っておくべきである。そのためには次の二つの事実を念頭においておく必要がある。

一つは、人間は死後も、個性も本性も容易には変わらないこと。もう一つは、低階層つまり地上界に近い階層で暇を持て余している低級霊ほど交霊会に出たがるし、また出やすいということ。

 ここで忘れてならないのは、霊の側からは出席者の姿が見えても、出席者の目には霊の姿は見えないことで、そうなるとたとえ歴史上の著名人の姓名を名のっても、本当かどうか証明することは不可能ということになる。

人間的煩悩の一つとして、いかにもそれらしい態度で語られると、何となくそう思えてくるもので、それが他界した親族、特に父親や母親、早世した我が子であると言われれば、人間的な情に流されて抱き合って喜んだり感動したりするものである。悪いこととは言わないが、愚かしいことをしているのだということを知るべきである。

 スピリチュアリズムの本来の目的はそんなところにあるのではない。それを、これから著者ニューマン氏がシルバーバーチの言葉を引用しながら、懇切丁寧に説いてくれる。

Tuesday, June 14, 2022

シアトルの春 シルバーバーチのスピリチュアルな法則 宇宙と生命のメカニズム The UNIVERSE of SILVER BIRCH by Frank Newman



 
   フランク・ニューマン著  近藤千雄訳
The UNIVERSE of SILVER BIRCH by Frank Newman Published in 1998


日本語版に寄せて


 私は今年で八五歳になります。すでに現役を退いておりますが、若い時から、そして今なお、生命の神秘と奇跡的現象に興味を抱き続けている、電気工学ならびに機械工学の専門家です。

 一九三九年から四五年までの数年間、英国陸軍および空軍の下士官として行政に携わり、それが縁となってシンガポール、スリランカ、モーリシャス、ならびに東アフリカに出向くことがあり、そこでさまざまな宗教的儀式に参加し〝物質を凌駕する精神作用〟を始めとする超自然現象をこの目で見ることになりました。

 一九七七年に現役を退いてから私は、科学・宗教・歴史の分野の関係書を読みあさり、霊能開発のサークルにも入って実体験を得ようとしましたが、納得のいく結果が得られないまま四年が過ぎました。

 あらためて一人で瞑想を始めたところ、なぜか感動の涙が溢れ出て、世の不幸な同胞への憐みの情を感じ、間違った説教や学説を改める仕事をしたいという決意がわいてきました。それからというものは、求めている文章や文節がどの書物にあるということを教えてくれる声が聞こえるようになりました。

 私と霊言との最初の出会いは、ホワイトイーグルの Spiritual Unfoldment で、その中で述べられているオーラの本質を読んで、複数の見えざる霊的身体は電磁場という形態においてのみ存在し機能することを理解しました。

 その後、一九九二年になってシルバーバーチの霊言との出会いがあり、それを一読して、宇宙における 「神」 と人類のつながりが電磁エネルギーの場を媒体としてつながっていることを示す、完璧な図式を手にすることができました。

 最近になって私は、シルバーバーチの教えを基盤として科学的見地から究極の理論をまとめ、Spirit of the New Millenium と言うタイトルの新著を出しました。これからはこれで世に訴えたいと思っているところです。

 

フランク ニューマン
                      
訳者付記───この 『日本語に寄せて』 は、私がニューマン氏に要請して書いていただいたものである。最後のところで自ら紹介している新著のタイトルは、スピリチュアリズムの淵源をよく理解した人にのみ理解できるものを暗示しており、巻末の 「訳者解説」 で言及してある。

 

 序  ブァーノン・ムーア
 人間はいったい何のために生きているのだろうか? はたして地上人生には生きる意義があるのだろうか?───これは誰しも抱く疑問ですが、この本はそうした疑問についての答えを模索しながら歩んでいる方々のために、フランク・ニューマン氏がやさしく語ってくれたものです。言うなればスピリチュアルな巡礼の道標です。

 ニューマン氏は、れっきとした物理学者です。モーリス・バーバネルが霊媒をつとめる交霊会に出現した〝シルバーバーチ〟と名のる聡明な指導霊からのメッセージとの出会いによって、それまで抱いていたさまざまな問題───人生の疑問だけでなく専門の物理学の原理まで───を理解する上でのヒントを得たといいます。

 かく言う私は、実は、そのシルバーバーチの交霊会に四十年から五十年ばかり出席したレギラーメンバーの一人でした。

「四十年から五十年」 という言い方は変ですが、シルバーバーチの霊言と出会った頃の私は英国国教会の牧師で、交霊会に出席した時はまだその説くところが容易には信じられず、何度も議論し、疑問点を質し、悩み苦しみ、出席したりしなかったりしたあげくに、ついに得心して牧師職を辞しました。その迷いの期間が十年ばかりあったということです。

 シルバーバーチは、自分の説くことは絶対に間違っていないとは言っておりません。真理を述べるに際して独断 (ドグマ) を一方的におしつけることを嫌います。ドグマとは理性の介入を許さない説のことだから、というのがその理由です。

そして自分の説くことを理性の光に照らして判断し、納得がいかなければ拒絶し得心がいけば受け入れる───それでよろしい、と言うのです。半世紀にわたって交霊界に出席してきた私は、真剣に道を求める魂を得心させないようなことは、シルバーバーチは決して語っていないことを断言します。

 人間がたどる巡礼の道は一人ひとり違います。私の旅は二二歳の時に始まりました。戦争に次ぐ戦争で人間の生命のはかなさを痛感していた時に、第一次世界大戦の従軍牧師だったスタッダート・ケネディの 「来世の存在を確信せずして地上生活の本当の幸せはあり得ない」 と言う言葉を何度も反芻(はんすう)したものです。

 次の出会いは著名な英国人ジャーナリストのハンネン・スワッハーでエドワード・マーシャル・ホール卿と二人で、スピリチュアリズムの普及の為にクイーンズ・ホールを借りきって講演会を開いていました。

それに何度か出席しているうちに、スピリチュアリズムの真実性を確信するようになりました。そして、国際スピリチュアリスト連盟の会長で、最初にスピリチュアリズムに関するラジオ放送をしたアーネスト・オーテンの次の言葉は決して大げさでない事を知るに至りました。

 「これまでに得た証拠によって私は、既に死の関門を通過した人々と(交霊会で)対話を交わしていることは間違いない事実である事を断言します。その確信は、たとえこの事実を信じる者が地上で私一人であっても、絶対に揺らぐ事はありません。」

 ここまで巡礼の旅を続けて来た私がシルバーバーチの教えをまとめると次の様になります。

①この地上生活は魂の幼稚園のようなもので、死後に始まる次の段階の生活に必要な体験を積む場所であること。

②物質の仮面をかぶっている実在の霊的世界について、少しでも多くを理解するように努めることが望ましいこと。

③ 「神」 とか 「大霊」 と呼んでいるものは全存在の総計であると同時にそれを超越した存在であり、自然界のあらゆる側面に顕現していること。それは愛と叡智と実在の極致であり、それが法則となって森羅万象の営みの中で一瞬の休みもなく働いていること。


④ 「祈り」 の霊的な意味を理解することが必要であること。すなわち、自我の内と外に存在する大霊のパワーとの繋がりを緊密にするために憧憬の念を持って常に祈ることを怠らないようにすること。

 こうした教えは、ニューマン氏の解説によって一段と理解を深められるに違いありません。最後に私自身の体験を述べておきましょう。

 モーリス・バーバネル氏は若い頃よくハイドパークにある〝スピーカーズ・コーナー(演説広場)〟でスピリチュアリズムについての演説をしたものですが、急用が出来た時などに私に代役を頼むことがありました。当時はまだスピリチュアリズムは物笑いのタネにされる時代で、酷いヤジが飛んだものでしたが、演壇から降りて解散した後に必ず一握りの真面目そうな人が残っていて、キリスト教への疑問と不満を真剣な面持ちで私に語ったものでした。

 その人たちのように、真剣に真理を求めながら在来の説に飽き足らず、あるいは大きな疑念を抱いている人が少なくありません。そういう人たちは言わば〝地上の迷子〟のようなもので、既成宗教から脱しようと思いながら、さまざまな理由で躊躇しているのです。本書はそう言う人々にこそ読んでいただきたいものです。

 

<訳者補注>

  本書で初めて〝シルバーバーチ〟という名前を知った方のために、少しばかり解説しておく必要がありそうである。

 シルバーバーチと名のる霊が無意識 (トランス) 状態のモーリス・バーバネルの口を使って初めてしゃべったのは一九二〇年のことで、当時バーバネルは十八歳、知人に誘われて交霊会に出席した時だった。


自分では〝うたた寝〟をしたと思い込んで、目が覚めると慌てて〝非礼〟を詫びたが、出席者たちから 「あなたは寝ていたのではない。シルバーバーチとか名のる霊があなたの口を借りてしゃべりましたよ。あなたもいずれこうした交霊会を催すようになるそうです」 と言われて、何のことやら、それこそキツネにつつまれたような気持ちだったという。


 が、それが間もなく現実となる。バーバネルは自宅でもトランス状態にさせられて、やはりシルバーバーチと名のる霊がしゃべるようになった。最初のうちは居合わせた者だけが聞く程度で、記録というものを一切遺さなかったが、ハンネン・スワッハーが出席し始めてからは日時を金曜日の夜七時と定め、速記録を取って霊言の抜粋を翌週の 『サイキック・ニューズ』 紙に掲載するようになりそれがまとめられて単行本として発行されるようになった。


第一巻が出たのは一九三八年。ついでに言えば、その速記役を務めたのは、この序文を書いたムーア氏とのちに結婚したフランシスで、テープに録音するようになってからも速記は続けられた。ある意味では、このフランシス・ムーア女史が隠れた最大の貢献者と言えよう。

 シルバーバーチは、初めのうち自分は地上でアメリカ・インディアンだったと述べ、霊視能力を持った人の目には確かに叡智あふれるインディアンの顔が映り、それを描いたフランス人霊視画家マルセル・ポンサンによる肖像画がシルバーバーチその人という認識が固定し、シルバーバーチ自身も始めと終わりに行う神への祈りを 「あなたの僕インディアンの祈りを捧げます」 という言葉で締めくくっていたが、ある時期から、

つまり正しい霊的知識が十分に行き届いたとみた段階で、実は自分はインディアンではない───三千年前に地上で生活したことがあるが、長い長い生命の旅の末に、もうすぐ地上圏に別れを告げて二度と地上に戻れない段階へと旅立つところまで到達した、いわば 「古い霊」 であると告白した。

しかし、地上時代の姓名・民族・国家・地位などの個人的なことは、ついに述べずに終わった。バーバネルは一九八一年に他界し、それがシルバー・バーチ交霊会の終わりともなったが、ほぼ半世紀わたって速記録と録音によって遺された莫大な量の霊言は、サイキック・ニューズ社の九人のスタッフによって、各自の視点からまとめたものが全部で十六冊も出版されている (一人で二冊ないし五冊も編纂した人もいる)。

それらの日本語訳は三つの出版社から出た。うち一社からでた三冊が絶版となっているが、熱心なサークルによって自費出版で復刻されている。シルバーバーチ関係の訳者のリストと取り寄せ先の案内は巻末を参照されたい。

 なお、シルバーバーチの交霊界の様子を録音したテープが何本かあったようであるが、出席者が素人流に録音したもので録音状態が悪く、実際に市販されたのは一本だけだった。それが日本では 『CDブック・シルバーバーチは語る』 (ハート出版) となって、英文と和文の対照本として発売されている。その取り寄せ方についても巻末を参照されたい。





 

Sunday, June 12, 2022

シアトルの初夏 大霊は全存在に宿っています。     the Great White Spirit dwell in all beings.



 完全が存在する一方には、不完全も存在します。 
が、その不完全も完全の種子を宿しています。 
完全も、不完全から生まれるのです。 
完全は、完全から生まれるのではありません。 
不完全から生まれるのです。

生きるということは進化することです。 
前に向かって進むことであり、上へ向かって努力することであり、発達であり開発であり発展であり進展です。 
あなた方のおっしゃる善も悪も、その進化の工程における途中の階梯に過ぎません。 
終わりではありません。

あなた方は不完全な理解力でもって判断しておられます。 
その時点においては善であり、その時点においては悪だといっているに過ぎません。 
それはあなただけに通用する考えです。 
あなたと何の関わりもなければ、また別の判断をなさるでしょう。 
いずれにせよ、大霊は全存在に宿っています。 
シルバーバーチ

 

While perfection exists, imperfections also exist. However, its imperfections also harbor perfect seeds. Perfection also comes from imperfections. Perfection does not come from perfection. It is born from imperfections.


To live is to evolve. It's about moving forward, it's about working upwards, it's development, it's development, it's development, it's progress. The good and the evil you are talking about are just the steps in the process of evolution. It's not the end.


You are judged with incomplete understanding. It's good at that point, and bad at that point. It's an idea that only works for you. If you have nothing to do with you, you will make another decision. In any case, the Great White Spirit dwell in all beings.

Saturday, June 11, 2022

シアトルの初夏 神とはこういうものですと、ひとまとめにしてお見せすることはできません。If God is such a thing, it cannot be shown together.

 



神とは何でしょうか?
 神とはこういうものですと、ひとまとめにしてお見せすることはできません。無限なる存在だからです。いかなる言語も概念も説明図も有限です。小なるものが大なるものを包含することはできません。ただ、宇宙をご覧になれば私のいう大霊がいかなるものかが、いくらかはおわかりになるでしょう。

あくまで自然法則(注)によって規制され、千変万化の現象のすみずみに至るまで配剤が行き届いています。極微の世界から荘厳をきわめた極大の世界に至るまで、生を営み運動し呼吸するもの、要するに宇宙に存在するものすべてが、大自然の法則によってコントロールされています。

法則の支配を受けないものは何一つ存在しません。季節は一つ一つ順を追ってめぐり、地球は地軸に乗って回転し潮は満ち引きを繰り返します。どんな種をまいても芽を出すのは内部にあったものです。本性が出るのです。

法則は絶対です。新しい発見も、いかなるものであろうと、どこで行なわれようと、同じ法則によってコントロールされています。何一つ忘れ去られることはありません。何一つ見落とされることはありません。何一つ無視されることもありません。

 その法則として働いているものは一体何か?無限なる存在です。旧約聖書に出てくる巨人のような人間ではありません。復讐心に満ち、機嫌を損ねると地上に疫病をまき散らすような、そんな気まぐれで憤怒に燃えた神ではありません。歴史と進化のあとをたどれば、人類社会は未開から徐々に向上進化しており、その背後で働いている力が慈愛を志向する性質のものであることがわかります。

ですから、すべてを支配し、すべてを治め、すべてを監督し、しかもすべてのなかに存在する無限なる愛と英知は、みなさんが霊性の進化に伴って徐々に悟っていくものです。それを私は「大霊」と呼んでいるのです。 
シルバーバーチ

 

What is God?

If God is such a thing, it cannot be shown together. Because he is infinite. Any language, concept, or illustration is finite. The little ones cannot embrace the big ones. However, if you look at the universe, you will understand what my spirit is like.

It is regulated by the law of nature (Note) to the last, and the distribution is perfect even in every corner of the phenomenon of ever-changing. From the microscopic world to the majestic maximal world, everything that lives, exercises, breathes, in short, exists in the universe, is controlled by the laws of nature.

There is nothing that is not subject to the rule of the law. The seasons go around one by one, the earth rotates on the earth's axis, and the tide repeats ebb and flow. No matter what kind of seeds you sow, it is the inside that sprouts. The true nature comes out.

The law is absolute. New discoveries, whatever and wherever they are made, are controlled by the same laws. Nothing will be forgotten. Nothing is overlooked. Nothing is ignored.

What is working as that law? It is an infinite existence. He is not like the giant in the Old Testament. He is not such a whimsical and angry god who is full of revenge and spreads plague on the earth when he is in a bad mood. Tracing history and evolution, we can see that human society is gradually improving and evolving from its undeveloped, and that the power behind it is of a charity-oriented nature.

So the infinite love and wisdom that governs everything, governs everything, oversees everything, and exists in everything, is something that you gradually realize as your spiritual evolution evolves. I call it the "ghost."

Tuesday, June 7, 2022

シアトルの初夏 シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A   "Silver Birch Spiritual Way of Life Q & A"

 



 「シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A」

      崇高な存在との対話

     スタン・バラード / ロジャー・グリーン共著
        近藤千雄 訳 


まえがき

  本書を手にされたいきさつは、人それぞれに異なるであろう。第一に考えられるのは、古くからのシルバーバーチの愛読者で、その崇高な英知と人生への霊的洞察から多くを学んでいるので、何の躊躇もなく手にされたというケースである。また、シルバーバーチのメッセージを、地上のみならず、死後の人生の指針としている人から贈られたという方もいるであろう。


 本書は、そういう方を決して裏切らないであろうことを断言しておきたい。もしかしたら書店でふと目にとまったからという方、あるいは新聞広告を見て興味を覚えて買ったという方もいることであろう。いわば偶然のなせるわざであるが、お読みになれば決して偶然ではなく、何らかの形で霊的な導きがあったのだと、ご理解がいくことであろう。

 ともあれ、シルバーバーチの訓えの素晴らしさを、今ここで筆者の拙い筆で改めて宣伝しようとは思わない。それよりも、本書の二人の編纂者の労をねぎらいたい心境である。

すでに発刊された(そして廃刊となった)数多くの霊言集の中から珠玉の「Q&A」を抜き出して一冊にまとめるというアイデアそのものに敬意を表したい。こういう形で読むと、シルバーバーチが一段と身近に感じられ、その意味の深さを改めて認識することになるであろう。

           霊的真理普及財団・会長  ロイ・ステマン



編者まえがき  

人生のスピリチュアルな面とサイキックな面に関心を向けながら求道の旅を続けている人々のために、遭遇する疑問への回答を与えてくれる一冊の書を用意してあげたい───これが本書を編纂した理由である。

 また、われわれが「勉強会」を始めた時、何か手ごろなテキストはないものかと話し合ったことがある。スピリチュアリズムの枠内でも起こり得る誤解や勝手な解釈を一掃したもの、というのが第一の条件であったが、そうなると 「シルバーバーチ」 の名で知られている、あの高級霊が遺してくれた宇宙哲学と生きる英知以外にはあり得ないのではないかという結論に達した。

 本書に盛られた質問には、実質的には一九二〇年から始まった交霊会で何度も出されているものがある。が、シルバーバーチはそのつど、内容を深めたり敷衍(フエン)したりして答えているので、本書でも重複をいとわず掲載した。

 霊言集の出版が終わった今、こうしたかたちでシルバーバーチの霊言を世に出すということは、真理普及に改めて貢献することになる。この一冊によって光を見出す人が一人でもいれば、われわれの努力も無駄ではなかったことになる。                                      スタン・バラード
ロジャー・グリーン

 


 シルバーバーチとは何者か                訳者

 本書を手にして「まえがき」と「編者まえがき」に目を通した時、シルバーバーチの霊言集がほとんど廃刊となった今でも、英国において「霊的真理普及財団」や「勉強会」という形で脈々と生き続けていることを知ってうれしかった。 

 人間は形而上的にも形而下的にも 「なぜ?」 と問いかけたくなるものにあふれている。
たとえば 「地動説」 という厳然たる事実が常識となるまでに何百年もかかったが、一体なぜ地球が太陽の周りを回転するのかは、いまだに謎である。

まっすぐに進もうとする地球を太陽が引っ張るから、というのは単なる原理的解説であって、では、なぜ地球はまっすぐに進もうとするのかは、天文学でもいまだに謎である。

 こうした 「なぜ?」 と問いかけたくなることは、人生にはいくらでもある。本書は、そのいくつかに納得のいく回答を与えてくれる。かけがえのない英知の泉であるが、シルバーバーチと名のる霊は一体いかなる存在なのであろうか。本書によってはじめてシルバーバーチを知ったという方のために、おおよそのところを紹介しておきたい。

 シルバーバーチというのは、霊媒のモーリス・バーバネルの口を使って、一九二〇年から六〇年間にわたって霊的教訓を語り続けてきた古代霊の仮の名で、今から三〇〇〇年前頃、つまりイエス・キリストより一〇〇〇年も前に地上で生活したということ以外、地上時代の国籍も姓名も地位も不明のままで終わった。

 せめて姓名だけでも教えてくれるよう何度かお願いしたが、そのつど、
「それを知ってどうしようというのですか。人間は名前や肩書きにこだわるからいけないのです。もしも私が歴史上有名な人物だと分かったら、私がこれまで述べてきたことに一段と箔がつくと思われるのでしょうが、それは非常にたちの悪い錯覚です。

 前世で私が王様であろうと召使いであろうと、大富豪であろうと奴隷であろうと、そんなことはどうでもでもよろしい。私の述べていることに、なるほどと納得がいったら真理として信じてください。そんなばかなと思われたら、どうぞ拒否してください。それでいいのです」

 と答えるのが常で、そのうち出席者も聞かなくなってしまった。
 ただ一つだけはっきりしていることは、霊視能力者が描いた肖像画が北米インディアンの姿をしていても、実はそのインディアンがシルバーバーチその人ではないということである。

 インディアンは、いわば霊界の霊媒であって、実際にメッセージを送っているのは高級神霊界の存在で、直接地上の人間に働きかけるには波長が高過ぎるので、その中継役としてインディアンを使っていたのである。近代の科学的霊魂学ともいうべきスピリチュアリズムによって、死後も今と同じ意識をもって生き続けることが明らかとなった。

これを 「個性の死後存続」 と呼び、これは 「地動説」 と同じく科学的事実として、好むと好まざるとにかかわらず、万人が認めざるを得ないものである。

その詳しい解説は第4章にゆずることにして、シルバーバーチが繰り返し説いている特徴的な教訓の一つは、仏教で「生・老・病・死」 を不幸としてとらえているのとは対照的に、そうしたものを体験するところに地上生活の意義があり、いわば魂の肥やしとして前向きにとらえることが、死後の向上につながると説いていることである。

 第6章を 「生・老・病・死・苦──地上人生の意義」 という見出しにしたのは、これがシルバーバーチの教えの圧巻だからである。そこには在来の全ての宗教に見られる 「現世利益」(げんせりやく) 的な気休めの説教はカケラもない。

「事実なのですから、そう述べるしかありません。もしも私が地上生活をらくに生きる方法があるかに説いたら、それは私が高級神霊界からあずかった使命に背いたことになります」 とまで述べているのである。

 シルバーバーチの教説は、その意味で 「大人の人生指導原理」 といえるかも知れない。気休めのありがたい話を好まれる方には厳し過ぎるかもしれない。が、現実界を見れば、気休めやご利益信仰など吹っ飛んでしまうような事象が毎日のように起きている。今後とも、それは変わることはないであろう。

 本書によって生きる勇気を与えられることを願っている。





"Silver Birch Spiritual Way of Life Q & A"

Dialogue with a noble being
‥
Co-authored by Stan Ballard / Roger Green
Translated by Kazuo Kondo


Preface

The process of getting this book will be different for each person. The first is the case of a long-time Silver Birch loyal reader who has learned so much from his noble wisdom and spiritual insights into life that he was able to get it without any hesitation. .. Others may say that the message of Silver Birch was given not only by the earth but also by those who use it as a guideline for life after death.


I would like to affirm that this book will never betray such a person. Perhaps it was because they caught my eye at a bookstore, or they bought it because they were interested in it after seeing a newspaper advertisement. It's a coincidence, but if you read it, you'll understand that it wasn't a coincidence, and that there was some form of spiritual guidance.


Anyway, I don't want to re-promote the wonderfulness of Silver Birch's lessons with my poor brush. Rather, I would like to aim for the efforts of the two editors of this book.


I would like to pay tribute to the idea of ​​extracting the gem "Q & A" from the many spiritual collections that have already been published (and have been discontinued) and put them together in one volume. If you read it in this way, you will feel that the silver birch is closer to you, and you will be reminded of the depth of its meaning.


Roy Steman, Chairman of the Spiritual Truth Promotion Foundation






Editor's preface


For those who continue their journey of quest while focusing on the spiritual and psychic aspects of life, I would like to prepare a book that will answer the questions that you encounter. This is the reason for compiling this book.


Also, when we started the "study session", we had a discussion about whether there was any reasonable textbook. The first condition was that the misunderstandings and arbitrary interpretations that could occur within the framework of spiritualism were wiped out, but then that high-class spirit known as "Silver Birch" would leave behind. I came to the conclusion that there could be no other than the cosmic philosophy and the wisdom of living.


Some of the questions in this book were actually asked many times at the séance that began in 1920. However, since Silver Birch responds by deepening and expanding the content each time, I am willing to duplicate it in this book as well.


Now that the publication of the spiritual collection is over, putting out the spiritual spirit of Silver Birch in this way will contribute to the spread of truth again. If anyone could find the light in this book, our efforts would not have been in vain. Stan ballad
Roger Green


It was




Who is Silver Birch? Translator


When I read the "Preface" and "Editor's Preface" with this book in my hand, the collection of ghost words of Silver Birch was almost discontinued, and even now, in the UK, it is called "Spiritual Truth Promotion Foundation" or "Study Group". I was happy to know that I was still alive in shape. It was


Human beings are full of things that make us want to ask "why?" Metaphysically and metaphysically.
For example, it took hundreds of years before the harsh fact of "heliocentrism" became common sense, but it is still a mystery why the earth rotates around the sun.


The reason why the sun pulls the earth trying to go straight is just a principle explanation, and why the earth tries to go straight is still a mystery in astronomy.


There are many things in life that make you want to ask "why?" This book gives a convincing answer to some of them. It is an irreplaceable fountain of wisdom, but what kind of existence is the spirit named Silver Birch? For those who are new to Silver Birch through this book, I would like to give you an overview.


Silver Birch is a tentative name for an ancient spirit who has been teaching spiritual lessons for 60 years from 1920 using the mouth of Maurice Barbanell, a spirit medium. Except for the fact that he lived on earth about 100 years before Jesus Christ, the nationality, surname, and status of the earthly era remained unknown.


He asked me at least several times to tell me just his first and last name, but each time
"What do you do when you know that? Humans have to stick to names and titles. If I find out that I'm a famous person in history, I'm even more confused about what I've said so far. You might think, but that's a very bad illusion.


It doesn't matter whether I was a king, a servant, a millionaire, or a slave in my previous life. If you are convinced of what I am saying, believe it as the truth. If you think it's such an idiot, please refuse it. That's fine. "


I usually answer, and eventually the attendees stopped asking.
The only thing that is clear is that even if the portrait drawn by a psychic person looks like a North American Indian, that Indian is not actually Silver Birch himself.


The Indians were, so to speak, the spirit medium of the spirit world, and it was the existence of the high-class spirit world that actually sent the message, and the wavelength was too high to directly work with humans on the earth, so they used Indians as a relay. It is. Spiritualism, which can be called modern scientific spiritualism, has made it clear that even after death, we will continue to live with the same consciousness as we do now.


This is called "consciousness after death of individuality", and as with the "heliocentric theory", it is a scientific fact that everyone, whether they like it or not, must admit it.


I will leave the detailed explanation to Chapter 4, and one of the characteristic lessons that Silver Birch repeatedly preaches is in contrast to Buddhism's view of "life, old age, illness, and death" as unhappiness. In particular, it is said that the significance of life on earth lies in experiencing such things, and that positively considering it as a fertilizer for the soul leads to improvement after death.


Chapter 6 was headed as "Life, old age, illness, death, suffering-the significance of life on earth" because this is the masterpiece of Silver Birch's teachings. There is no fragment of the "worldly interest" -like sermons found in all conventional religions.

Sunday, June 5, 2022

シアトルの初夏 すべてが原因と結果、種まきと刈り取りの摂理の働きによります。It all depends on the cause and effect, the providence of sowing and reaping.




生命のすべてが、自然法則による規制を受けています。

筋の通らないことや奇跡や偶然によって起きることはありません。

すべてが原因と結果、種まきと刈り取りの摂理の働きによります。

そうでないと、宇宙は大混乱に陥ります。

無限の配剤、無限の知性の働きを示す証拠なら、どこへ目をやっても存在します。
 
四季のめぐり、惑星や星雲、潮の満ち引き、無数の姿かたちをした花々にも見られます。

どれ一つとっても、法則によって営まれているのです。

その法則の枠を離れることがないということですから、そこに制約があるということになります。

しかし、法則の裏に別の次元の法則が存在します。

物的法則だけに限りません。

精神の働きにも法則があり、霊的次元にも法則があります。

自由意志という要素、ある条件下で、右か左かを選択する力と能力をそなえているというこ
とは、神の配剤の一つです。

それを最善に、そして最高に活用すれば、あなたの所属する民族、この地上世界、宇宙、森羅万象の霊的発展と進化の一翼を担うことができるのです。

なぜなら、あなたも、霊的には大霊の一部だからです。

全存在物に生命を付与している神性が、あなたにも内在しているのです。

その意味で、あなたはミクロの大霊なのです。

大霊が所有する無限の属性をあなたも所有しているのであり、それを発現していくための無限の時も用意されているのです。

明朝、あなたはいつもより一時間早く起きてもよろしいし、一時間遅く起きてもよろしい。起きたくなければ、そのままベッドのなかにいてもよいでしょう。

起きてから散歩に行ってもよいし、ドライブに行ってもよいでしょう。

かんしゃくを起こしてもかまいませんし、思い直して我慢するのも、あなたの自由です。

このように、あなたに許されていることはいろいろとあります。

しかし、太陽の輝きを消すことは、あなたにはできません。

嵐を鎮めることは、あなたにはできません。

あなたの力を超えているからです。

このように、選択の範囲が限られているという意味で、あなたの自由意思にも制約があります。

そしてもう一つ、あなたの精神的ならびに霊的発達の程度による制約があります。

たとえば、人を殺めるという行為は、だれにでもできます。

が、あなたにはできないでしょう。

これまでに築いてきた人間性および霊性が、それを許さないからです。

ですから、どちらかの選択をするとき、そこには人間性と霊性の程度が関わっているのです。

ここにも、宇宙によくあるパラドックス(一見矛盾しているかに思えること)があります。

自由といっても、一定限度内の自由ということです。


さて、ここからもう一歩踏み込まねばなりません。

カルマの問題が出されたからです。

これも、たしかに考慮に入れなくてはならない重大なテーマです。

なぜかといえば、地上へ誕生するに当たって、前もって、カルマの解消をスケジュールのなかに入れている人が少なくないからです。

その自覚は、すぐには意識の表面に出てきませんが、意識するしないに関係なく、そのことも自由意志に制約を加えます。


(原書では、この項目はここで終了しているが、カルマへの言及が足りないので、霊的治療家のハリー・エドワーズとのQ&Aのなかから、参考になる部分を編集して紹介しておく)

あなたのもとを訪れる患者は、その人なりの霊的成長段階にあります。人生というはしごの一つの段の上に立っているわけです。

それがどの段階であるかが、その人に注がれる治癒力の質・量を決します。それが私のいう「カルマ的負債」です。

 あなたにも手の施しようのない人がいます。肉体を犠牲にする、つまり、死ぬこと以外に返済の方法がないほど負債が大きい人もいます。

もう一度チャンスを与えられる人もいます。そんな人が、あなたとの縁で完治することになる場合もあります。

 精神的要素のために治らない人もいます。そんな場合は、一時的に快方に向かっても、また別の症状となってぶり返すでしょう。

それは、当人に賦課された税金のようなものであり、自分で綴っている物語(ストーリー)であり、その筋書きは他の何者によっても書き換えることはできません。

 はじめに私は、すべては法則の枠のなかに存在すると申しあげました。何ごとも、それを前提として働きます。

人間のいう「奇跡」は生じません。

自然法則の停止も変更も廃止もありません。

すべてが原因と結果から成り立っています。

そこに自由の制約があります。

もしも因果関係がキャンセルできるとしたら、神の公正が崩れます。

シルバーバーチ



All of life is regulated by the laws of nature. It doesn't make sense, it doesn't happen by miracles or chances. It all depends on the cause and effect, the providence of sowing and reaping. Otherwise, the universe will be in turmoil. Evidence of infinite distribution and infinite intelligence works everywhere you look.


It can be seen in the four seasons, planets and nebulae, the ebb and flow of the tide, and innumerable flowers. Every one is run by the law. Since it means that we will not leave the frame of that law, there are restrictions. However, there is another dimension of law behind the law. It is not limited to physical laws. There is a law in the work of the spirit, and there is also a law in the spiritual dimension.
The element of free will, having the power and ability to choose between right and left under certain conditions, is one of God's distributions. If you make the best use of it, you can play a part in the spiritual development and evolution of your people, this earthly world, the universe, and the universe. Because you too are spiritually part of the spirit.


The divinity that gives life to all beings is inherent in you. In that sense, you are a micro spirit. You also possess the infinite attributes possessed by the ghost, and you also have infinite times to manifest them.
Tomorrow morning, you may wake up an hour earlier than usual, or you may wake up an hour later. If you don't want to wake up, you can just stay in bed. You can go for a walk after waking up, or you can go for a drive. You can have a tantrum, or you are free to rethink and put up with it. As you can see, there are many things you are allowed to do.


However, you cannot turn off the brilliance of the sun. You can't calm the storm. Because it is beyond your power. As you can see, your free will is also limited in the sense that your choices are limited.


And there is another limitation depending on the degree of your spiritual and spiritual development. For example, anyone can kill a person. But you won't be able to. The humanity and spirituality that we have built so far does not allow it.


Therefore, when choosing either one, the degree of humanity and spirituality is involved. Here, too, there is a paradox that is common in the universe (which seems to be a contradiction at first glance). Freedom means freedom within a certain limit.
Well, we have to go one step further from here. Because there was a karma problem. This is another important theme that must be taken into consideration. The reason is that there are many people who have included the elimination of karma in their schedule before they are born on the ground. That awareness does not immediately appear on the surface of consciousness, but it also limits free will, whether or not it is conscious.


(In the original book, this item ends here, but since there is not enough reference to karma, I will edit and introduce the reference part from the Q & A with the spiritual healer Harry Edwards. back)


The patient who visits you is in his or her own spiritual growth stage. You are standing on one step of the ladder of life. The stage at which it is determined determines the quality and quantity of healing power that is poured into the person. That is what I call "karmic debt."


There are people who can't handle you either. Some people have so much debt that they have no choice but to sacrifice their bodies, that is, to die. Some people are given another chance. In some cases, such a person will be completely cured by the relationship with you.
Some people do not heal because of mental factors. In such a case, even if it temporarily improves, it will return to another symptom. It's like a tax levied on a person, a story he tells, and the storyline cannot be rewritten by anyone else.


Introduction I said that everything exists within the framework of the law. Everything works on that premise. The "miracle" that humans call does not occur. There is no suspension, change or abolition of the laws of nature. Everything consists of cause and effect. There are restrictions on freedom. If the causal relationship could be canceled, God's justice would be broken.