Tuesday, June 21, 2022

シアトルの夏 アインシュタイン博士は自分の宗教観をこう述べています  Dr. Einstein describes his view of religion as follows:

 



 複数の霊的身体が一つのオーラの中に存在していて、しかもそれぞれに独立しているという事実は、それぞれが独自の振動数、バイブレーション、ないしは波長をしているということを意味しています。

かくして私たち人間は、同じオーラの中に、科学的表現をすれば〝電磁気的〟性質を持ち、紫外線から可視光線、そして赤外線に至るまでの範囲で機能しているエネルギー場を有していることになります。

各種の電磁気的領域をもつ複合的身体がそのオーラの中に存在していることが合理的に説明できるわけで、シルバーバーチが説いていることと一致するわけです。


 この霊的磁場の本来の性質上、シルバーバーチは 「一つの磁場が別の磁場の中に入ると必ず相互作用が生じ、そこに大きな意味のある結果を生み出す」 と言っていますが、これを電磁気的に表現すれば、一個の身体の中で周波数、振動数、ないしは波長の変化が生じれば、それとつながった電磁場すなわち身体に同じ変化を生じさせる、ということです。

 シルバーバーチの〝大霊〟という用語を用いて、これは 「宇宙の自然法則のことです。大霊は全生命の背後の創造的エネルギーであり、物資の世界と霊の世界の区別なく作用しています。

大霊の無限の知性が森羅万象を計画し、その維持のための不変の法則を創り出したのです」 と述べています。この大霊の概念だけは、世界中の伝統的宗教の神の概念と齟齬(そご)することは絶対にないと信じます。

 アインシュタイン博士は自分の宗教観をこう述べています───

 「自然法則の調和の完璧さに打たれた時、私は恍惚的感動とも言うべき一種の宗教的心情にひたる。その知性の崇高さに私はただただ感嘆するのみで、人間の系統だった思考だの行動だのが無意味な悪あがきのように思える」

 ですから、物質がいかなる形態をとっても、そこには神の別名である〝知性〟の働きがあるに違いないのです。世界の多くの科学者が、さまざまな形での実験・研究によって突き止め、

へルムート・ブライトハウプト博士によって論文にまとめられたホログラフィー 〈補注3〉 の理論によって、「人間各自のオーラの中に宇宙全体の情報が組み込まれている」 と言うシルバーバーチの表現は、決して大げさでないことが分ります。

 〈訳者補注3〉
 個体のどの部分の、いかに小さな分子にも、その個体全体の情報が組み込まれているというホログラム理論を証明する技術で、DNA鑑定に用いられている手法と原理的には同じ。一滴の血液、一片の細胞の中にも、その人間の全情報が組み込まれているという。

 
 最近の法医学でよく行われている血液や精液の検査の原理も、人体のどの個所の、いかがに少量の痕跡からでも、その人物の全体を知る手掛かりとなるからであるが、シルバーバーチの教えから推測すれば霊的磁場がDNAすらコントロールしていることになる。

H・S・バー教授やV・M・イニューシン博士などの研究によって、霊的磁場は物的身体の鋳型であることが明らかとなってきた。

 さらにバー博士は、それらの磁場は 「その鋳型の精巧なパターンに従って分子を再構築したり置き換えたりする作業をコントロールしながら、その物的身体の維持を請け負っている」 と述べている。要するにDNAによる身体の物的形状は、それを取り巻いている電磁気的オーラから出ていると理解してよいわけである。

 以上をまとめると───


①オーラはさまざまな次元の電磁気的エネルギーの場で機能している複数の身体の産物である。

②オーラはホログラム的性質をしており、情報の記憶と検索の手段となるし、いかに分割しても自己同一性を保持することができる。

③電磁場の次元を変化させることによって同質の他の電磁場との相互作用が生じ、さまざまな反応を生み出すことになる。

 かくしてシルバーバーチと名のるスピリットは、その性格に似合った次元の電磁場を通してはたらいている知性、ということになるわけです。



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