Monday, October 15, 2012

シアトルの秋  シェールオイルの話




ノースダコタ州にオイルブームが起きて久しく、広いアメリカでは「ホントー」位のあいずちで月日が流れてきました。

”ダコタ” その名からしても原住民の言語であるようだし、東海岸に行く時には車で行っても飛行機で行っても、延々とブラウンの土を見ながらの旅となります。
先カンブリア時代、すなわち約46億年前以降地殻変動がなかった土地ですって!
ノースダコタ州があるということは、同じような環境のサースダコタ州もあるのです。

地球が始まって以来こんな感じで、遥かなる未来もこんな感じで、と思えた土地がオイルブームとなり、沢山の人が押し寄せ其の地の様相は随分と異なってきたようです。

ここシアトルからも出稼ぎに行って「仕事はいくらでもあるよ」、と暖かい懐で戻ってきた家族もおります。
日本でもここからのシェールオイルを、沢山輸入すると言う記事が最近目に付きました。
これで世界経済の動きが変わっていくか行かないか知りませんけれど、採掘には環境汚染の問題があり、懸念している人たちが多いようです。
それでも核で汚染されるよりは、とりあえずよほどましなのではないかと思う昨今ですけれど。
兎に角、青い地球からの恩恵を丁寧に扱う技術が、優先的に開発されることを願っております。

2 comments:

  1. このテンプレートを拝見して「ああ、秋なんだ」と
    改めて季節の変化に感慨深い思いをしています。
    そんなに太古の時代から地殻変動のない場所から、
    突然オイルが出たのですか。
    とっくに発見されているはずではなかったのかしら!?
    誰も関心を寄せていなかったとか…
    それはともかくとして、これからの技術が地球に優しい
    ものでなければなりませんね。

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  2. シェールオイルとは岩のなかに含まれている原油で、採取が難しく採算にあわず放置されてきたのが、最新の技術によって安価に採取できるようになったそうです。
    この開発された技術により、採取可能な多くの地が地球上にあるようです。

    この新開発により、経済機構がどのように変わっていくのでしょうか。
    自然界の恩恵が自然を破壊するのではなく、人間と国との独占的利益追求の場となることなく、私たちに恵みとなって帰ってきてほしいですね。

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