Saturday, October 29, 2022

シアトルの秋 言うことも思うことも to say and to think





 生活は〝行い〟だけで成り立っているのではありません。〝言うこと〟も〝思うこと〟も生活の一部です。

 行為だけが大事と思ってはいけません。 

 もちろん行為が一番大事です。が、口にする言葉も心に思うことも、あなたの一部です。

 その思念がコントロールできずに、それに振り回されている人間が多いのは悲しいことです。


神の心象

 無限なる愛と叡智の根源である大霊を超えるものは誰一人、何一つ存在し得ません。

 その大霊こそが、私たちの住まう、この果てしなき宇宙の責任者であらせられ、その無限なる知性が、巨大と微細を問わず、また複雑と単純とを問わず、ありとあらゆる存在を支配し規制する摂理のすべてを創案し維持しておられます。

 それが、およそ例外というものを知らない不変不動の法則に従って一糸乱れることなく働いているのでございます。

 私たちはその崇高なる力に深甚なる敬意を表するものでございます。 

 その力が驚異的真理を啓示し、それが私たちの精神の領域を広げ、自分とは一体、誰なのか、また何者なのかについての、より大きな理解を与え、さらには、われわれのすべてをその懐に抱き、かつ支配する崇高なる力について一層明瞭なる心象を抱かせてくれるところとなりました。

 その驚異的機構の中にあっては、誰一人、何一つ、見落とされることも忘れ去られることも、あるいは無視されることもございません。

 いずこであろうと、ありとあらゆる存在が扶養と供給を受けるよう配慮されているのでございます。

 同時に私たちは、いつ、いかなる時も私たちの背後には強大なる高級霊団が控えていることも認識いたしております。

 その望むところはただ一つ、私たちのために力を貸し、代って私たちが恵まれぬ人たちのために力を貸すようになる、ということでございます。

 私たちは、これまで多大の援助を受け、慰めを与えられ、導きを得てきたからには、こんどは代って私たちが、授かった才能のすべてを駆使して、死別の悲しみの中にある人には慰めを、病の苦しみの中にある人には癒やしを、悩める人には導きを、人生に疲れた人には力を、道を見失える人には道しるべを与え、彼らを取り巻く暗闇に光輝あふれる真理の光明をもたらしてあげる、その心の用意を常に整えさせ給わんことを。

 ここに、常に己を役立てることのみ願うあなたの僕の祈りを捧げます。

シルバーバーチ

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