Sunday, July 22, 2012

シアトルの盛夏  ナメクジ


雨が名物のシアトルですから、ナメクジも名物になります。
他の地より涼しいけれど、暖かい雨の多い夏。
彼らの天国です。

私が大事に育てているハーブたちを、片っ端から食べつくしてくれます。

「かわいい芽が出てきたこと」

翌朝、芽たちの影も形もありません。

綺麗な百合が咲きました。

虫がへばりついています。

咲く前の蕾が、食べられているのもしばしばです。

この輩を、どのように愛でることができましょうか?

私が鉄槌を下すと、情け深い子供たちがいやな顔をします。

私は悪びれてしまいます。

もっと山深い田舎に住んでいたときの朝、
彼らがゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ、波打って私の野菜を目掛けて、出勤しているのを目撃したこともありました。

決して、よい光景ではありませんでした。育ち放題なのは、天敵がいないのでしょうか。

日本にいた頃、妹が小さかった時、運悪く踏みつけてしまい、一メートル位飛び上がって泣き出したのを覚えています。

この者達、人の庭に出没すべき役割ってあるのでしょうか?

1 comment:

  1. せっかくのハーブが全滅では泣きたくなりますね。
    ものの知識によれば、
    「ナメクジは自然界の生態系の中では有機物を
    分解して大地に返す役割」
    があるとも。
    また、とても栄養価が高い、とか。
    と言われても、なかなか困った存在ですね。
    ちなみにオーストラリアではナメクジの食用は禁止。
    中毒を起こすそうです。
    塩をかけて退治するのも一手ですが、ハーブには
    どうかと心配ですね。
    部屋の中でもハーブは育ちますから、一部持ち込むとか。
    私は窓の外で栽培しています。

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