Friday, May 4, 2012

バスター君のトリック

ウィンド ルーム(温室)でプラントの手入れをしていると、バスター犬がドアーの外に立ってあけてくれと声を上げています。

この子は近頃しばしば、ウィンドールームに落し物しておくので、気を悪くしている私は無視してあげました。

落し物について、その素性ゆえに猫さんたちは何かと嫌疑を掛けられますけれど、猫さんたちの仕業ではないようです。

この部屋には犬猫用の出入口もあるし、トイレもありますのに、バスター君は出入りできないのですよ。

出入口が少し小さいということと、出入口までの階段が彼は苦手なのです。
清水の舞台から飛び降りるくらいに、勇気がいるのです。
それで立っているなら、座っていても、親でも使うことにしているのです。

彼はドアーの向こうで少し騒いでいたのですけれど、「ジャー いいよ」
ワーワー言いながら去っていきました。

程なくして人(?)の気配に振り向くと、バスター君が私の後ろに立っているではないですか?

「あんた どこから来たの?」

お爺さんは安楽椅子で寝ているし、娘は部屋で何かしています。

誰かが彼のために、ドアーを開けた様子もないのに?

又、暫くするとバスター君がウィンドールームの外を通りかったのを見ました。
「あら?」

どこのドアーも開いてないのに、どうやって外にでたのでしょうか。

お化けみたいね。

暫くして、トイレに所要で行ってその謎が解けました。

トイレのドアーが開いていました。
このドアーをあけたり閉めたりする人はいないのに、
矢張り謎が残りました。

2 comments:

  1. バスター君、あれこれ知恵を使って接近していますね。
    動物たちはそっと近づいてくると、ほんとに気配すら
    分からない時があってびっくりします。
    特に猫の肉球は柔らかい上に、行動が機敏ですから、
    そんなはずはないというところからひゅ~と姿を見せます。

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  2. バスター君はお爺さんに劣らず高齢なのに、
    子犬のように振舞っています。

    暖かくなって、戸を開け放つころになると特に気ままに振舞っています。

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