数日前の夜。
廊下を挟んで部屋を持つ娘と私は、
互いの部屋を忙しく往復していました。
何故か?お爺さんの猫2が廊下にやってきて
行儀よく前足を揃えて座り込み 、
私を見上げて両目でウインクをして、
ミヤオ ミヤオ と語りかけてくるのです。
素性が野良ですから、
逃げるのは上手なのですけれど、
家人と会話はしないので
”何々? どうしたの?” と
折り入っての、初めての会話ですから、
私も猫2の言いたいことが分からないのです。
ウインクしたと思ったのは、電球の光がまぶしかったからでしょう。
私が戸惑っていると、次は前足を上下にトントンと踏んで
今度はジッと私を見上げて、同じ穏やかな多少かすれた声で
猫なで声で、ミヤオ ミヤオ と語りかけるのです。
娘も ”何言いたいの?” とやさしく聞いてあげています。
”こんなこと初めてよね。何なのかしら?”
娘と不思議がっていると、
”蚤がわいて、体中が痒いので掻いてくれよー と言っているのさ”
お父さんが言いました。
お父さんて馬鹿みたいね。
本当に可愛いトラ猫さんですね。(^.^)
ReplyDelete前足を踏み踏みするのは、甘えたい時にする行動だと
思いますが…
ノミ退治はシャワーして専用のシャンプーで洗ったり、
専用の櫛ですいてあげると良いですが、
夏場でないとシャワーできないですね。風邪を引きますから。
動物病院やペットショップでは首の後ろに塗るだけで
退治できる薬もありますよ。
”可愛い” なんていってくださる方がいるなんて、
ReplyDelete彼女にとって初めてではないでしょうか。
アメリカではこの手の猫さんは
アレイ キャット{Alley cat)と呼ばれています。
だれも相手にしてくれない、路地に住む猫という意味です。
お爺さんとバスター犬の深い情けで住む家があって幸です。