Tuesday, August 21, 2012

シアトルの晩夏  折節の移り変わるこそ


折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ。

見てごらん
木立も草も
鳥も
昆虫も
次に自分たちがするべき事を、
準備するかのように
静まり返っています。

2 comments:

  1. シアトルの秋はすぐそこまで来ているのでしょうか。
    こちらの鳥たちはす~と鳴りをひそめてしまいました。
    どこかの森で実をついばんでいるのでしょう。
    古人は季節の移り変わりに、もののあわれ…情緒…を
    感じとって来し方行く末に思いを馳せていたのかも知れません。
    季節感がなくなった都会から離れている環境こそ
    大切なものと思います。

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  2. 兼好法師の時代は、自然のままの自然を生きることができた時代でしたから、ほんの少しの自然の変化の中に、季節の移る情緒を感じることができたでしょうね。
    四季の変化があるというのは、生活のけじめがあっていいですね。
    カリフォルニアのように、あるいはアフリカの様に、クリスマスも夏休みも同じ天気と言うのは味気ないですよ。

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