娘が帰宅したのに、お喋り好きのバスター君やオーちゃんが付きまとっていません。
「あんたの友達どうしたの?」
「彼らは、ネズミがカウチの下から出てくるのを待っているので忙しいのよ。」
我が家には色々な野生の動物が現れるのですけれど、ネズミだけは御免蒙ると誰もが思っています。
猫1もオーちゃんも果敢な猫なので、ネズミをほうっては置きませんけれど、そうかといって積極的に取り組んでくれるわけでもないので、ネズミは大手を振って屋根裏に住み着いたりしています。
この日も血迷った子供のネズミが、お爺さんのリビングルームを走りぬけようとしたらしいのです。
猫1かオーちゃんかがアタックしたのですけれど、ネズミは運良く逃げおおせてカウチの下に隠れたそうです。
そのようなわけで、猫たちは勿論のことバスター君も加わって、出てくるのを待っていると言う次第です。
「随分長いこと待っているので、彼らは飽きてきた。」 と娘が言っています。
その後どうなったか。 私たちも飽きてしまって忘れてしまいました。
忍耐強い者の勝ちですね。