Thursday, September 29, 2011

シアトルの秋  収穫



  


我が家のブドウが実もたわわに、収穫の時となりました。この品種はロザリオ ビヤンコというのだそうです。この名はスペイン語で
”白いロザリオ”と言います。

美しいその名のごとく、透き通るような淡いグリーンの実がとても綺麗です。
その年の天候によって味が異なります。

昨年は今年同様寒い夏で、夏の終わりがことさら冷え込んだので酸っぱくて誰も喜んで食べませんでした。 

今年の夏も寒かったのですけれど、残暑でハイビスカスも小さいながらも花が咲きましたし、ブドウも甘く仕上がりました。

収穫しても収穫しても、近所にあげても友達にあげても、ジュースを作っても、まだ沢山の房が豊に実っています。

昔々から人々が、収穫に感謝する祭りを捧げる気持ちがよくわかります。



ブラックベリーはとても繁殖力が強く、庭の回りに根強く繁茂して余りありがたくないことが起こるのですけれど、この実はこのまま食べても美味しいし、ジャムにしても美味しいので多くの人が摘んでいます。


刺があるし枝がからまって、ジャングルのような奥の方によい実があるのを摘むのは容易ではありません。


時には沢山の蜜蜂が働いていて、お互いに煩わしい時があります。



ハック ベリーは山の奥にあるらしく家の付近で見ることはありません。

近所のお爺さんが子供の頃山奥に摘みに行くと、熊もハックベリーを好きで摘みにきていると話してくれました。ちょっと怖いけれど、童話の世界の様ですね。