何故か数日、日が出たシアトルの空、大いに気をよくして昨日は一日中落ち葉集めと庭の手入れに費やしました。
そして明けて今朝、御覧なさい”ドンヨリ”とした重い空模様。
「そらごらん。庭がきれいになってよかったよ。このドンヨリ天気が長らく続くことでしょう」
昨日も庭仕事をしていた隣の叔父さんは、今日もしていますよ。
「ところで、今日はハロウィンでしょう。あんたお化けたちの面倒を見てよね。」
息子 「やだよ」
子供たちが大きくなったので、我が家は誰も関心を持たないのです。
ハロウィン明けは ”聖者の日All Saints' Day”です。
カトリック教会の祝日の一つで、聖人たちと殉教者を記念する日で、「万聖節」と呼ばれていました。
そうです、この日を祝うことにいたしました。
子供たちが小さかった頃、”ラグ ラッツ”というカーツーンを彼らはよくみていました。
「”ラグ ラッツ” って何のことか知っている?
カーペットを走り回るネズミの事サ。うちの子供たちのようにネ」
親父さんが教えてくれました。
「ああなるほどね」
その時はそのまま過ぎ去っていったのでしたけれど、なんと最近友人の孫達の世話をするチャンスに見舞われ、正に文字どうり頷いたものでした。
1.5ヶ月の男の子のその行動は、正にカーペットを走り回るネズミそのもの。
そのスピード感と言い、あらゆる物に食らいつく有様と言い見事なものでした。
自分の子供が育つその頃は自らも若かったし、かなり早く彼らに対処できたけれど、年齢を重ねた今はアレヨアレヨと驚くばかり。
「子育てって若い人のやることよね」