Wednesday, February 13, 2013

シアトルの新春 霧




クロード・モネ 《霧のウォータールー橋》

どうした事か年が明けて数日間の晴天の後は今日に至るまで、レイク ワシントンの南の果ての我が家界隈は連日スッポリト霧に覆われております。

「毎日がこんなのって始めてよね。ロンドンフォッグみたいね」 
「無風状態になってしまっているよね」 家人たちと話しています。

丘の天辺はもっと霧が深いのを忘れて、踏み込んでしまうと、時として一寸先も見えず、歩くほどにゆっくりと車を動かしていかなければならない羽目となります。

その昔、漱石先生が憧れのロンドンに来て見れば、”霧と馬糞の匂いにうんざりして日本に帰りたくなった。" と書いておりましたけれど、よくわかりますよ。
霧って。時には情緒もあるけれど、毎日続くとうんざりするものですね。
馬糞の匂いが無いのが何よりですけれど、

2 comments:

  1. 霧の原因はどういうものなのでしょう?
    湖に霧が漂うさまはとても情緒深いものですけれど、
    連日となると…
    こちらも霧は多く、濃さは並大抵ではありません。
    5階の私の部屋の窓から外を見ると宙に浮いているようで
    何だか不安な気持ちに駆られるほどです。
    霧は風のない日に立ち込めますね。

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  2. そちらも霧が立ち込めるのですね。
    水辺は霧っぽいのですけれど、
    我が家の様に丘の上は風通しが良いので、
    連日霧は少し珍しいのです。

    それにしてもこの暖冬!毎日10度近くですよ。
    チューリップの葉が大忙しで、伸びているし、
    マガモさんは餌をねだりにくるし、
    このまま暖かくなってくれないと、
    新芽や渡り鳥サンたち大変なことになります。

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