Friday, August 31, 2012

シアトルの初秋 スズメさんたち


最近現れた灰色の小さな鳥の群れは、小雀さんたちでした。
昨日娘を待って、バス停に駐車していたら、彼らが餌をあさっていて分かったのです。
孵化して幾日も経たないような、華奢な姿で餌を探していました。

彼らの群れの中に、彼らより何倍も大きな鳩がユックリと歩み込んで来てもきにしていませんでした。

多分親の指導の下、餌を探すこととか飛行方法とかを学んでいる時なのでしょう。

そのうち電線に並んで、お喋りを楽しむことも覚えるのでしょう。

冬になれば、カラス氏とすずめさん達だけになりますものね。

スズメの子そこのけそこのけお馬が通る 

一茶




昔々から、人間になじみ深いお隣さんです。

Tuesday, August 28, 2012

シアトルの初秋  犬猫さんたちの災難

 家人がオーちゃんの行くへについて騒ぎはじめた時、お爺さんは、2匹の猫さんがウィンドールームに屯っていた夢を見たそうです。

それでハット気が付いたのは、ウインドールームにある、彼らのお爺さんお手製の自動式餌箱が空っぽであったことを発見しました。
餌は自動的にやってきませんものね。
犬猫さんたちがプールの水を命がけで飲んでいたのも、水をあげるのを忘れていたらしいのです。
この事はバスター君が、フランスから帰ってきた娘に言いつけていました。
ヒモジイ猫さんたちは、餌を求めて遠征し、バスター君は私たちにねだる事で飢えをしのいでいたようです。
お爺さんは彼らに大変もうしない思いを持ち、早朝実にあわてて餌を買いに走りました。
勿論バスター君も同行しました。

Monday, August 27, 2012

シアトルの晩夏  折節の移り変わるこそ  2


鳥の群れ-写真素材

夏の終わりに、身を潜めていた草や木や鳥たちが、ひそかに動き出しましたよ。
創造主の波動を受けて。

ふと見た木立が密やかに、秋の色に着替えようとしています。

3cm程の小さな鳥の群れが、この木立からあの木立へと飛び渡っています。
グレーの地味な色をして、とてもすばやくそして静かに動くので、この鳥たちが何者であるかまだ見極めが付きません。


我が家では、お爺さんの野良上がりの ”オーちゃん” が行方不明になっているとみんなが騒ぎ始めました。

「オイオイ、猫1とオーちゃんが一緒に屯っていたのを見たかい?」
お父さんがみんなに聞いています。
別々に見たら、誰にも見分けが付かないからです。

「まさか、プールに落ちたのではないでしょうね。」
プールの水位がさがっているので、彼らはすごい格好をしてプールの水を飲んでいるのです。
前かがみにお尻を高く上げているので、ポンと押してあげたい衝動に駆られます。

数日前の朝、猫1かオーちゃんがプールサイドにいて、プールの水が大きく波打っていました。
猫が水を飲んだくらいで、こんなに波が立つかしら? と私は思い、心持そこにいた猫が負債ありげに振舞っているようにも見えました。 更に悪いことに、今年のプールはお父さんが魚を飼うといって、水がいつものように透明ではありません。

「そうよねー 娘がフランスから帰ってきたときも、バスター君ははしゃいでいたけれど、オーちゃんのお迎えはなかったよね。」

「オーちゃんがいたいた」 昨夜娘が知らせに走りました。
娘がトイレにいたら、トイレのドアーを外から引っ掻いたそうです。

ドアーを開けてあげても、這入ってこようとはせず、娘の顔も忘れてしまったようだといっていました。

野良に生まれ、野良に育ち、寒い冬お爺さんの情けで家の中に入れてもらえて、冬の間は娘に良くなついていましたけれど、暖かくなって外で暮らすようになり、再び元の野良に戻ってしまったようです。

Tuesday, August 21, 2012

シアトルの晩夏  折節の移り変わるこそ


折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ。

見てごらん
木立も草も
鳥も
昆虫も
次に自分たちがするべき事を、
準備するかのように
静まり返っています。

Friday, August 17, 2012

シアトルの残暑  残暑見舞い


残暑見舞いなぞ受け取ってしまいました。

立秋も過ぎた、残暑なんですね。

其の熱いこと。

あんなににぎやかだった野鳥たちも、どこかに行ってしまいましたよ。

暑さを避けて、森の住処に憩っているのでしょう。

野鳥たちが息を潜めているこの間、お蔭様で、昆虫たちも野鳥に食べられることもなく、トンボや蝶も時折見かけます。

Sunday, August 12, 2012

シアトルの盛夏  ”日本製品の凋落ぶりを悲嘆” ですって!?!

このような見出しのブログにごく最近出っくわして、やはりそうなのですか。
この方は、幾つかの日本製品を買ったのが、数日で壊れてしまったとか語っていました。

$1.50均一の店の話ではありません。

私も最近驚くべきことに、ソニーのFMラジオをトランスレーションの為に買い一回使ったら壊れてしまい、この会社の製品がこんな筈はない。
カスタマーサーヴィスに教えてあげなければならない、と思いながら忘れてしまっておりました。

ソニー製品といえば一生ものという認識がありましたし、日本にいたころはそのごとくであり、アメリカに来た当事もそのようであり、誇り高くしておりましたけれど、その後一年使ったカセットテープが壊れてしまい、「一年で壊れた。」 とガッカリしていたら、「一年も使えたのか。」 と親父さんが驚いていました。

最近では一回使っただけで壊れたりするのですか?
私だけが不運にあったわけではなく、どうやらそのような評判のようですね。

このようにして、今まで培った日本製品に対する評価を落としてしまうのは残念なことです。

Wednesday, August 1, 2012

シアトルの盛夏 シー フェアーの候となりました。


昨日は、ブルー エンジェルスが挨拶に旋回してまいりました。

数日前には、ショッピングセンターで ”ハイドロ プレーン” が展示されていました。
見事なレース ボートです。

昨年は娘のフィアンセが来ていて、賑やかにシーフェアー見物をしたけれど、本日は娘がフランスに立ち、今年の夏は寂しくなりました。

それにしても空港の混んでいたこと。
夏休みだし、シーフェアーだし、娘のデルタ エンプロイのチケットはスタンド バイで娘は無事に席があるかしらと心配していたら、ビジネスクラスに空き席があった。と喜んで連絡してきました。

めでたし めでたし。