今年に入って暖かかったシアトルの天候も、数日間マイナス温度となりました。
マイナスが数日続くと、大きな我が家のプールも氷結してしまいました。
2月初旬にやってきたマガモさんたちも ”この寒さで、どうしているかな” と案じていましたら3羽ずれでやってきましたね。
男の子の数が何故か多いマガモ社会なので、女一人に男二人です。
春になれば、又派手な決闘をしてくれることでしょう。
その彼ら、氷の上をオッカナビックリ歩いていますよ。
我が家の悪ガキの息子がやって来て、パンをアチラ コチラばら撒きました。
食べたければ、一メートル先まで行かなければなりません。
彼らはどうしても食べたくて、ツルツル滑りながら餌を求めてスケートを始めました。
どれほど急いでも、転倒することはありませんでした。
同じく、この氷結したプールの中に住む金魚さんたちですけれど、我らと同じように、氷結した池に住む金魚の様子に興味を持った人があるようで、水中カメラを持ち出して金魚さんの様子を撮影したそうです。
それによると、金魚さんたちは実にうまく冬を越す術を知っているそうです。
金魚は金魚鉢に住む者だと思っていたし、私は金魚の成育に成功しなかったので、か弱い生き物とした既成概念があったのですけれど、実にたくましい生き物なのですね。
2月はまだ冬のうちなのですけれど、自然界では春が胎動していますよ。
シアトルの冬の気温は摂氏5度から10度を行き来していますから、所によっては初春の気温ですね。
そんなことで、水仙やチューリップの芽が日増しに伸びてきています。
昨年夏、誰も泳がなくなったプールを「鯉の池にする。」と親父さんが言い出して、お爺さんも賛同して、果たして魚が生きられる水の状態かどうか試すために、一番安くて一番小さな金魚を20匹ほど放ちました。
3,4、匹は命を失ったものの、残った者たちは元気に丈夫に育っていました。
やがて秋になり、冬になり金魚たちの群れを見ることはありませんでした。
12月初旬にやってきた寒波でプールの水は凍りつき、金魚も最後を迎えたかもしれないと家人は気の毒がりました。
最近プールの周りをウロツイていた息子が、 「オッ! 金魚の群れだ」。
多少深めの所に金魚たちの群れがありました。
一回りも二回りも大きくなっているように見えました。
「オオ! よかった」 オッサンは手を打って喜びました。
1月最後の日にはマガモたちも3羽揃ってやって参りました。
「なんか 食べるものない?」と言っています。
「金魚を食べないでね」
空っぽになってつる下がっていたハミングバードの餌箱にも、ハミングバードがやって来て、嘴を入れています。
「空っぽでごめんなさいね。すぐ準備するから又きてね」
本日2月の最初の日親父さんと、マガモとハミングバード、金魚、そして犬猫の食料品の買出しに行きました。
ところで明日はシアトル シーホークスが大活躍する ”スーパー ボール” の日ですよ。
フットボールなぞ全く知らない私の目にも耳にも入ってくるのですから、シアトルは大変なフィーバーなのですよ。
そしてシーホークスがスパーボールを制したの皆様ご存知ですよね。念のため