Wednesday, June 22, 2011

我が家に暮らすCreatures     1。バスター犬の災難

我が家のお爺さんの腰巾着であるバスター君は、12歳のポメラニアン種です。
人間の年で言えば、90歳近いと言うことですけれど、未だにポピーのように振る舞っています。

時には88歳のお爺さんと同様、ボケとまでは言えないけれど、それに近い振る舞いをしたりしています。
http://www.sickness-pet.com/images/icon/dog7.jpg  ある年のサンクスギビング も間近に迫ったころ、バスター君が行方不明になってしまいました。
次の日も次の日も、帰ってきませんでした。
誰もがほぼ諦めの表情で、バスター君を偲んだりしていました。

次の朝、バスター君がいつもの様子でお爺さんのまわりを歩いていました。

安楽椅子のお爺さんは、少し恥ずかしそうに言いました。
「クルマの中に忘れてきた」

「車の中で一人で、さぞかしお腹が空いたことでしょう。 可愛そうに」
お爺さんは、また恥ずかしそうに言いました。
「ターキーも、バスターと一緒に忘れてきた」

みんなでお腹を抱えて笑い転げ、近所にも職場の人にも話せて聞かせてあげました。
その年のサンクスギヴィングのディナー テーブルにはターキーの姿は有りませんでした。

1 comment:

  1. 何ということでしょう。
    お年寄り同士(笑)の笑えないエピソードですね。
    真夏でなかったので蒸されなくて良かったけれど、
    高齢犬ですものね。はらはらしますわ。
    お爺さんの恥ずかしそうな様子が目に浮かびます(^.^)

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