我が家のお爺さんの腰巾着であるバスター君は、12歳のポメラニアン種です。
人間の年で言えば、90歳近いと言うことですけれど、未だにポピーのように振る舞っています。
時には88歳のお爺さんと同様、ボケとまでは言えないけれど、それに近い振る舞いをしたりしています。
ある年のサンクスギビング も間近に迫ったころ、バスター君が行方不明になってしまいました。
次の日も次の日も、帰ってきませんでした。
誰もがほぼ諦めの表情で、バスター君を偲んだりしていました。
次の朝、バスター君がいつもの様子でお爺さんのまわりを歩いていました。
安楽椅子のお爺さんは、少し恥ずかしそうに言いました。
「クルマの中に忘れてきた」
「車の中で一人で、さぞかしお腹が空いたことでしょう。 可愛そうに」
お爺さんは、また恥ずかしそうに言いました。
「ターキーも、バスターと一緒に忘れてきた」
みんなでお腹を抱えて笑い転げ、近所にも職場の人にも話せて聞かせてあげました。
その年のサンクスギヴィングのディナー テーブルにはターキーの姿は有りませんでした。
何ということでしょう。
ReplyDeleteお年寄り同士(笑)の笑えないエピソードですね。
真夏でなかったので蒸されなくて良かったけれど、
高齢犬ですものね。はらはらしますわ。
お爺さんの恥ずかしそうな様子が目に浮かびます(^.^)