シアトルの今年の春は寒く、昨年の春も夏も寒く、ハイビスカスが蕾のまま終えてしまいました。
昨日すなわち6月21日、夏の始まりの日ついに太陽が照り夏が来ました。
夕飯をプールサイドで娘と共に食べながら、毎年毎年我が家のプールを訪れてくれる ”マガモ” が今年は来てくれないのがとても気がかりで、寂しいということを話していました。
ある年の春なぞは、お爺さんがマガモに留まって欲しいと思って、プール サイドにこの上ないみっともないダンボールの家を作り、「これでよし、」と言いました。
どう考えても見ても、ダックがこの家に住むとは思われませんので、頑固なお爺さんを納得させ、一日も早くこのタッキーな家を撤去することばかりを私は考えていました。
と、バサッ と、何かが空から落ちるような音と振動を私たちは感じました。
プールに着水したのは、 「来た!」 マガモでした。
「お母さんの話を聞いて来たのよ。お父さん!お父さん」娘が叫びました。
お父さんも出てきて、到来の遅かった美しいお客様を歓迎しました。
これでやっと夏が来た、と私たちは思いました。
きっと、別荘のように思っているのでは?
ReplyDeleteとても美しい鳥ですね。
お爺さんの愛情が伝わったのでしょう。