Friday, March 16, 2012

自然の恵み 枇杷の話

日本では、枇杷の木が農家の広い屋敷には勿論一般の家の庭にも植えられていますね。
 
我が実家にも、枇杷の木がありました。

子供たちはその実のなる頃、とって食べました。

とても自然な味でした。

甘くもなく、酸っぱくもなく。

この枇杷の葉がとても効用があり、切り傷や火傷、お灸に使われると聞いてはいましたけれど、時代は便利な薬万能の時になっていましたから、生活の中での恩恵の記憶はありませんでした。

最近娘がメディカルケアーをしている、日本人一世のお宅から枇杷の葉を沢山いただいてきました。

時代を謳歌したケミカルによる薬品類の時代も、徐々に自然療法に帰っている今、再び昔見聞きした自然の恩恵に、目を向けてみるのは懐かしく楽しいことです。

アンズの花咲くフンザ
枇杷の話から発展して知ったのは、パキスタンのフンザという所が、長寿地域として有名だそうです。

ここに住む人たちは、アンズを常食としており、ガンにかかりにくいと言うことです。
枇杷、梅、アプリコットこれらは皆親戚ですね。

カフカスのケフィアヨーグルト、地中海のオリーブを食する地方が健康で長生きしているのを知るにつけ、自然の恵みの中に生きるということはなんと良いことでしょうか。

2 comments:

  1. びわは本当に美味しいですね。
    昔から食用のみならず、
    薬として効用も大きいことは知っていました。
    韓国では、ソウルのインサ洞という古い街で、
    白磁の器にびわ茶を出す店に入りました。
    とても上品な味なので、葉を買って帰りました。
    ヨーグルトや梅などを毎日食べているので、
    少しばかり体力を維持できているのかなと
    思います。自然治癒ということ、もう一度振り返って
    みなくては。

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  2. 昔々中国から日本に枇杷を持ち込んでくれたお坊さんが、
    アメリカ大陸にまでは来なかったので、
    アメリカで枇杷を見ることはほとんどないのですけれど、
    東洋からの移民が増えるにしたがって
    枇杷なぞも紹介されてきているようです。

    こうした自然の恵みに再び三度目を向けて、
    体とともに喜びたいですね。

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