夏になるとポメラニアン種のバスター君は、Tシャット短パン姿になります。
冬の毛皮を刈り取って、顔の周りの毛はある程度残し、尻尾もかなり細めにすると、小さなライオンのような姿になります。
小さな犬でも3時間くらい掛かりますので、時には私たちが上手に刈れないで痛い思いをしたのか、彼はとても怯えるのである時はほどほどに刈り込んで「それではまた明日。」と放してあげるとホウホウノの呈で逃げ出すその様は、毛を刈られたチンチクリン姿でなんとも可笑しく皆で大笑いをします。
そのような時は、猫刈り、虎刈り ゲジゲジの毛並みで、せっかくのイケメンが台無しになるので、隙を見つけては捕らえて刈り込んだり、ブラッシをしたりするので彼は私たちをとても警戒するようになりました。
その彼が今朝 ”シクシク” 泣いていました。
お爺さんが検診に朝早く、お父さんと出かけてしまったので、お爺ちゃんの腰ぎんちゃくの彼はやるせなく寂しくなり、家人は皆寝静まっているし、「お爺ちゃん、お爺ちゃん」と、シクシク泣き始めたのでした。
そのうち我慢しきれなくなり、大声で泣き出してしまいました。
家の周りをくるくる回り、大声で泣いています。
そのうち鶏娘たちも目を覚まして、「お腹が空いたよー」と騒ぎ出したので、私は寝ていられなくなり、
バスター君をなだめ、鶏娘に餌を与えて黙らせ、息子と買出しに行くことになり、車の座席に座って階段の上をふと見上げると、バスター君が目にいっぱい涙を湛えて(そのように見えました}「あんた達も行っちゃうのー」と言いながら佇んでいました。
「アラー」と息子と二人で可笑しいやら可哀想やら可愛いやら、「猫1と2もいるし、おネヱちゃんも寝ているし、心配しなくていいよ」と言い聞かせて出かけました。
バスター君は心細そうに見送ってくれました。
初めまして、バスター君!!
ReplyDeleteなんて可愛い子なんでしょう。
お爺さんが大好きなんですね。
しゅんとしていると私は置いていけないです(-_-;)
ところで普通は毛を刈るのは動物の美容院に行きますけれど、
家族がやってあげるのですね。
痛い思いをしたなんて、どきどきします。
ぜひ、気をつけてあげてください。(^.^)