シアトルの人たち 新学期

 長かった夏休みも終わってみれば、瞬く間でしたね。

小学校時代のこの頃、コスモスの花の咲く頃になると私はうら寂しい思いに襲われていました。

宿題が終わっていない。

この様な気持ちは、うちの旦那の経験しない事でした。

「休みなのに、何で宿題があるの？」

「そうよねー。　そのこと気がつかなかったわよ。」

彼等にとっては家族も一緒のバケーションで、あそこでキャンプ、
ここでキャンプ。

イエロー　ストンやナイヤガラの滝にドライブしたり、遊び呆け（？）
自然をエンジョイしていたのでした。

アメリカは、５月末のメモリアル　デー　から夏が始まり、9月初めの月曜日、レーバー　デーで夏が終わります。

そして、ゴー　バック　スクール　セールの買い物にも忙しい時です。
クリスマスに次ぐかき入れ時を逃すまいと、商店は大騒ぎで客を呼びます。
不況であっても、まだまだ人々は買い物をよくしておりますよ。

娘のフィアンセもフランスに帰るのに、デルタ航空のエンプロイ　チケット、シアトル～ソルト　レイク～パリ、がスタンド　バイだったので、シー　タック　エアポートで３０時間、９つのソルトレイク行きが満員で「そろそろパリに着く頃かしら」なぞと言っていたら、まだシアトルにいました。

これは大変だと夜、空港まで彼を引き取りに行き、少し休んで朝の３時に出直していきました。
今度は無事にシアトルを飛び立ったそうです。