”シアトルは雨が多すぎる” のが理由で、向かいのお宅がフロリダに引っ越すとことになり、その家の鯉たちを私たちがアダプションすることになりました。
それも一匹や2匹のお話ではなく、総勢200匹近いそうですよ。
「できる限り養子先を見つけておいてくれよ」我が家の親父が頼んでいました。
数週間前にやってきた白地に赤い点々の20cm程の鯉は、我々の不手際で敢え無く一晩で他界。
’彼らは我々には鯉をもう託さないね。”
ところが ”何の何のそんなこともあるさ” 向かいの人たちは気にもせず、昨日は全身赤塗りの鯉がやってきました。
”こんどヤッチマッタラ言い訳がたたん” 娘と息子は慎重に取り組んでいました。
いきなり他家の水に放り込むのではなく、一先ずバケツの中で水に慣れさせながら、とかなり大きなバケツに放しておきました。
”ヤッ! どうしたの?” 娘の叫び声を小耳にしながら夕飯の支度を忙しくしていました。
やがて息子がやってきて、「鯉がバケツから飛び出てしまった」
「なるほど日本で、"鯉の滝登り”って諺があるよ。彼らのジャンプ力は格別なのよ。」
鯉国の面目を掛けて、家人達に教えてあげました。
鯉が滝をのぼること。また、勢いのよいことのたとえ。
《黄河の上流にある滝、竜門を登ることのできた鯉は竜になるという故事から》立身出世することのたとえ。
小さな頃から、息子は自然を愛で、動物をよく愛する子供でした。
この上ない腕白が「綺麗な花」と野草を愛で、「綺麗なお月様 。早くどいてくれないと、僕はベットに行けないよ」なんて風流なことを言うので「この腕白が?」と誰もが驚きました。
その息子も二十歳を過ぎ、世の中のさまざまな物を見聞きし体験し、随分と現実的になってきましたけれど、それでもそこはかとなく自然と調和しています。
数年前の誕生日に、娘から亀2匹を祝いに貰って、とてもよく面倒を見ています。
今年の夏は、亀のために綺麗な池を作るべく、池の周りに施す苔を大事に育てております。
その予定地の近くにはスモモの木があり、数個のバード ハウスがぶら下がり、そのひとつであるバード ハウスが小さくて、箱の後ろの非常用出口が(?}少し開いてしまっています。
何となく迂闊な鳥の住処のように見えたので、息子を呼んで 「チョットこの鳥、間抜けじゃない?」 と同意を得たら、「ヤッ、彼らは自分の大事な苔を盗んでいる!見てごらん!この出口から見えるのは我が苔である!」 アラー、息子の大事な苔がハゲチョビレになっています。いつの間にか盗まれていたのでした。
自然の事柄は天下泰平
6月21日は夏至なのですね。
北欧やロシアでは、楽しそうな伝統的な祝いがあるそうです。
寒い厳しい冬を過ごさなければならない国々ですから、一年間の太陽の恩恵をこの日一日で全部受けたい。切なる思いを感じます。
兎に角、この日から夏が始まると、言うまでもなく古来よりの伝統なのですけれど、この日を境に日が少しずつ短くなる事実は、私にとっては何となく、秋の始まりみたいな気がします。
それというのも、 秋の夜長や冬篭りをあまり得意としない、私の思いなのですけれど、、、、、、
学校も長い休みが始まるし、夏たけなわとなってきますね。
この爽やかな初夏の日。
「中国から風に乗ってPM2.5がやって来ているのだ」
親父さんが言いました。
ついに此処シアトルまでも。
アメリカは未だ十分とは言えないながらも、多くの人々が環境問題に関心を持ち、それなりの行動をしています。
毎日の生活で、良い空気を吸い、綺麗な水を美味しく飲むことができる環境作りを、身の回りから社会に展開していたとしても、環境を省みないよその国から公害がやってくるのに、どのように対処したらよいでしょうか。
日本の或るサイトでPM2.5の注意事項に関して ”中国からの大気汚染物質については、かの国が本気で取り組まなければならない問題なので長期化する。我々は毎日の気象情報に注意しよう。”
その様な文章を目にしました。
困ったことです。
今年の春は、珍客が訪ねてくれる我が家のプールサイドです。
本日は何と、カナディアン鶴が訪れてくれました。
サイトで調べて、今にしてカナディアン鶴と知ったのですけれど、昼下がり、我がバスター犬の落し物を、迂闊な家人達がふんずけないように処理すべく裏庭に出たら、見たことも無い一メートル近い灰色の大きな鳥がプールサイドから飛び立ちました。
ヤッ! いつもの珍客を家人達に紹介する時間も無く、大きな鳥の割には実に素早く飛び去っていきました。
その姿はアフリカのウガンダで見た、ウガンダの国鳥である鶴の姿に似ていました。
「まさか? 我が家のプールに鶴が舞い降りるかしら?」 半信半疑で兎に角親父さんに報告すると、彼も「へー」とそれでも嬉しそうにしていました。
そこで思い当たるのは! 我が家の鯉のように大きく美しく成長した自慢の金魚が、最近3匹ほど行くへ不明になっているのです。
共存しているマガモさん達とはうまくいっているのに、「きっと3匹の金魚が病気になってプカプカ浮いているのを、マガモさん達が食べてしまったにちがいない。」 そのように私たちは結論付けていました。
「どうもそうではなさそうだ。」
このプールには程なく100匹近い、鯉フィッシュがやってくるのですよ。
鯉が大好きな向かいのカップルがフロリダに移住するので、私たちが引き受けることになったからです。
思わぬ伏兵の出現となりました。
今年の春の珍客はマガモの家族でした。
毎年毎年カップルはやって来るのですけれど、子ずれは初めてでした。
それもなんと12羽のひよこがやってきたので我が家総出で、何とか長期滞在をしてほしいと至れり尽くせり、上げ膳据え膳できることは何でもしたのですけれど、更に息子は家の周りの出口と思しき隙間を全部ふさいで、「これでよし」 としたのですけれど、一泊して朝食をたらふく食べていつの間にか何処かの隙間から去っていきました。
その日は朝からストームで横殴りの雨が降っていたので、私たちはとても心配しました。
親たちが確りと12羽を守ってほしいですね。
何年か前には、マンホールに子供たちを全部落としてしまった、間抜けなお母さんもいたのですよ。
狸もいるし、空にはボールド ヘッドの鷹も悠々と舞っていたりするのですから。
自然は美しいけれど、時には厳しいですね。
Happy Easter
自然界は美しく装って
主の復活の日を祝っています。
人の世も同じようでありたいですね。