Monday, July 8, 2013

シアトルの夏 独立記念日



独立記念日も、瞬く間に過ぎ去っていきました。

ワシントン湖の周辺の花火大会は、実に盛大なものでした。

輝かしい花火の打ち上げのように、アメリカ独立の輝かしい思想と意気も変わらぬものであって欲しいものです。

清教徒の深い信仰心は神の国を希求し、それを基盤として神様の大いなる意志によって建てられた国なのですから。

Friday, June 14, 2013

シアトルの初夏 見栄えの良い狸君



「来てごらん。猫2の餌を狸が来て食べている」

夜更け、娘がひそひそ声で知らせに来ました。

「何で狸と分かったの?」

「ガリガリと、大きな音立てて食べるのは猫ではない。」

私たちは外に住む猫2、すなわち野良猫 "オーちゃん" のために食事を外に用意してあるのです。

「シーッ」 我々は抜き足、差し足で娘の部屋のガラス戸をソーッと開けてみると、なるほど猫ではなさそうな動物がガリガリと大きな音を立てて、猫の餌を夢中で食べています。

「暗くて誰だかわからないじゃないの」

懐中電灯で照らしてみると、果たして狸。

振り向いたその姿の見事な野生美。

光で照らされても逃げないで、ドロボー風の目マスクもくっきりと我々をじーっと暫く見つめて、大胆不敵、又食べ始めました。

「へーイ! 狸見たい人!出ておいで」

家の中に声をかけると、親父さんが飛び出てきました。

「毛皮のコートにしても、襟巻きにしても上等のが出来そうね。」皆でこの狸の野生美を褒め称えました。

鶏さんが狙われるときはひたすら狸憎し。こんな余裕はないのです。

そして、今宵は満天の星。

「柄杓星がこれで、ほらほら流れ星」

しばらく星空に見入っていた私たち。

娘 「ちょっとお父さん! 何もっているの?」

お父さんは、息子のコレクションの 16世紀風の ”十手” を持って飛び出してきていたのです。

やはり天下泰平

Friday, May 31, 2013

シアトルの皐月 メモリアル デー

メモリアル デー(戦没将兵追悼記念日)も過ぎ、夏が始まります。

今年のメモリアルデーには、日本の妹から戦死したわが父の70回忌の便りがやってきました。

「そうですか。70回忌なのですね。」

70年前に敵味方に分かれて戦った、連合国側の夫の父は91歳ですもの。
今もなおかつ地球上の此処かしこ戦争があり、年若い夫や、息子、兄や弟を戦地に送る親族の心はどれ程やるせない思いでしょうか。
我が家の仏間には、天寿を全うした先祖たちの遺影がありましたけれど、思えば我が父親の遺影はありませんでした。
若くして逝った夫や息子の遺影を、祖母も母も毎日見るに忍びなかったのでしょう。
幸いにして復員出来た兵士たちも今は老いて、大戦の経験者の多くは他界したことでしょう。

”昭和は遠くなりにけり ”

地には平和を

Friday, May 17, 2013

シアトルの皐月 石楠花の花の咲くころ



W shakunage2031.jpg

皐月も何と、半ばを過ぎてしまったのですって!

苗床と種まきと、瞬く間に伸びる芝生と雑草と庭木の手入れに、鶏、カモ、亀etc.並み居る動物たちそして人間様に食べさせていると、一日がすぐに終わってしまいます。

自然界も桜もチューリップも咲いて散り、今は"Coast Rhododendron"(シャクナゲ)の大輪の花の豪華なる時です。

石楠花はワシントン州の州花なので、この地の人々にことさらに愛され、そこかしこの庭先を華やかにしております。

我が庭先にもありまして、”花とバスター犬、花と猫1、花とお母さん” なぞと娘が写真に収めております。
で、この花大きいので掃除するのが大変なのですよ。と、お母さんはいつも現実的でして、、、、

ほどなく夏の始まりを告げる、「メモリアル デー」も2週間後。夏も駆け足でやってきます。

Saturday, May 4, 2013

シアトルの皐月 間抜けな犬バスター君


ロシアの仲良し犬さんと猫さん

 何かにつけお爺さんの腰ぎんちゃく、バスター君が ”抜けている" とか ”ズッコケている” とか’噂に上るのですが、最近プールに落ちたことから、”やはり" と誰もが頷きました。
原因は、プール サイドで娘がからかったので、ほんの少しの ”おからかい” でも小さなバスター君を不安にするのです。
からかわれたバスター君は、恐れて後ずさりしたらプールに落ちてしまいました。
私は落ちた現場を見たのですけれど、随分と慌てふためいてもがいていましたよ。
”犬っかき" くらいできるのでしょうに、何でこんなに慌てふためくのかと呆れていたら、ゲラゲラ笑いながら娘がすぐに救い上げました。
そしたら ”お爺ちゃーん” なんて感じで、無我夢中で家の中に駆け込んでいきました。
落ちたのも不可抗力というものですけれど、それがバスター君らしいと、皆から大笑いされてしまいました。

その後ほどなく、
私が娘と携帯で話している部屋のガラス戸越しに、バスター君が血相をかえて家の中に逃げ込もうと、足早に通り過ぎて行く姿が目に止まりました????

と、その後を、猫1も血相を変えて足早に通り過ぎていくので、”やや? 前庭で何事かが起こったのか??” 私は不安になり、戸を開けて恐る恐る前庭を伺い覗くと、息子が立っていました。

息子は20歳を過ぎた今も、2歳児のように犬猫をからかうので彼らは息子をとても恐れるのです。

その事情を知った私は、血相を変えて避難した彼らの姿が可笑しくて笑い転げてしまいました。電話の向こうの娘も事情を知って笑い転げていました。
天下泰平

Thursday, April 11, 2013

シアトルの春 白頭鷲



ファイル:Haliaeetus leucocephalus5.jpg

ある朝早く、何人かの友人と近くの公園を散策しました。

この公園はワシントン湖に突き出た小さな半島で、July 4thの花火大会や8月初旬のSea faire には満員御礼となります。

湖を見下ろす丘の上の木立は樹齢何百年とでも言いましょうか、針葉樹が天を付きスックト立っております。

「この木立に、白頭鷲が住んでいるのよね」

その時木立の天辺につがいのイーグルが現れ、優雅に雄雄しく舞ってくれました。
ハクトウワシアメリカ人が愛し、誇ってやまない雄姿でした。
それにしてもアメリカ人はなぜこの輝かしい鷲を ”Bald eagle” と名付けているのでしょうね。
親父さんの禿頭なんかを連想するには、余りに気高い容姿ですのに。


Wednesday, April 10, 2013

シアトルの春 お花見



子供たちと買い物に行く道すがら、小さな桜並木に精一杯咲く小さな桜が可愛らしく、みんなで愛でました。

「ワシントン州立大学の桜が綺麗なころよ。」 娘が言いました。
昨年までそこの学生であった娘は、大学構内の見事な桜並木を自慢していました。

「そうよね。日本もお花見のころよ。茣蓙敷いて、おにぎり食べて歌って飲んで。。。。飲んだくれて」

「エー 歌って飲んで、日本人が飲んだくれて?」

子供たちは驚きの声を上げました。

彼らにとって日本は洗練されている国で、花の下で飲んだくれる日本人の姿は思い浮かばないようです。
「Once upon a time の話しているのよ」

友達が言うには 
「この間大学の桜を見に行ったら、日本人が沢山居てお酒も飲んでいたわよ」

「エッ」