Wednesday, September 20, 2017

シアトルの初秋 ベテラン



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我が家の95歳、第二次大戦時のUSネイヴィー ベテランが昨日逝きました。

彼はボーイング社の技師で、オクラハマでB-29を担当しておりました。

そのB-29によって我が東京の本家も、我が横浜の実家も絨毯爆撃され我が父はニューギニアで戦死。因果は巡り何故私はここにいるのでしょうね。

この義父は私たちと一緒に住んで、5年余の寝たきり老人をしていましたけれど,いよいよ家人の手に負えなくなってきた2週間ほど前に、ベテランズ ホスピタルに移動しました。

そこで15日間ほど手厚く看護され、逝く日には星条旗で被われて粛々と病室から安置所に移動され、その後は家人の手を煩わすこともなくわずかな経費で葬儀から埋葬に至るまで取りしきってくれるのです。

何よりも心打たれることは、72年前一介の若い兵士であったとしても、逝く日には星条旗で被われるとは、アメリカ人にとっては当たり前のことであるかもしれませんけれど,靖国問題でよその国の顔色を伺い翻弄されている日本人からしてみれば、実に羨ましい限りです。

靖国の住人の我が父が、肩身の狭い思いをしていることのないように祈ることしきりです。


A veteran of our father who is 95-year-old in World War II passed away yesterday.
He lived with us who was a bedridden old man over 5 years, but he moved to Veteran's Hospital about two weeks ago when my family finally got out of hand.
So he was carefully nursed for 15 days, and on the day he passed, he was covered with the Stars and Stripes flags, moved from the hospital room to the resting place quietly, afterwards without having our help taking up until the funeral with a small expense.
I was hit my heart that our father who was covered with the Stars and Stripes flags even he was a only simple humble young soldier at 72 years ago.  it may be not surprised for Americans to be covered with the US flag on the day it passes. This way US can take care of veterans is really enviable because of our Japanese we have trouble of Yasukuni  even inside Japan as well as  the other country.
My father is also a veteran of the Second World War and a resident of Yasukuni, but I pray that he should not have a sad feeling .

2 comments:

  1. 感動しました。
    星条旗で被われて、貢献した功績を称えられて行かれるとは
    とてもアメリカらしいと言いますか、素晴らしいです。
    遠い過去の出来事であっても、青春時代を国に捧げた人々は
    どこの国においても、時代が要求した戦いであっても、
    個人個人の生き様は称えられ、感謝されるべきですね。
    あの世で、両家の父上が硬い握手で抱き合うことを
    祈りたいと思います。

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    1. God Bless America と、神の愛の象徴としてアメリカ人は星条旗をこよなく愛しますよね。その星条旗に被われての旅立ちはこの上ない栄光です。

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