シアトルの秋 夕焼けカラスさんたち
太陽が沈みかけ、夕焼け空に変わるころ、庭仕事をしている私の頭の上をカラスたちが、ねぐらに帰るために移動し始めました。
秩序だった飛行はしていませんけれど、ここからもあそこからも一斉に飛び立ち、仲間たちと群れをつくり、ここかしこからやって来ては飛び去っていきます。
どうやってこの時間を知り、帰る場所を知っているのでしょうね。
私が心配しなくてもよい彼らの生態系があったとしても、毎日見る光景であったとしても、自然界は神秘に満ちています。
”おや?” 一羽が高い木の天辺に、座り込んでしまいましたよ。病気や怪我でなければよいのですけれど、、、
他の群れは、その木の界隈を相変わらず群れを成して飛びすぎていきます。
しばらくすると、また一段がやってきました。この一段は他の一段と違っていました。
天辺に止まっている一羽に、アタックした模様です。
「何しているの! 早くかえりなさいよ!」 とでも言ったのでしょうか。かなり手荒に殴ったか、蹴飛ばしたか噛み付いたかしたみたいですよ。
「痛いー」 と叫んだような、多少乱闘じみた様相もありましたけれど、やがて其の一羽も含めて何もなかったように皆で飛び去っていきました。
秋の日は、足早に暮れていきます。
やはり神秘的ですね。
よ~く観察しましたね。
ReplyDelete生き物たちの自然界での智恵や生き様には
目を見張るほど神秘です。
誰も教えなくても、自然の理の中で生れ、生き、
土に還っていくのですね。
私たちが学ぶべきことが多いです。
こちらでは眼前の大樹に作られたカチ鳥の巣が
すっかり葉が落ちても来春までしっかりと
固定されています。来春巣の手入れに来ることでしょう。
ごく何気なく空飛ぶ鳥も木も草も、「ちょっと見て」と私たちの関心を引きたがっているようです。
ReplyDelete心があわただしく、気が付かないことが多いのですけれど、見過ごされてしまうとガッカリするのではないでしょうか。
心して仲良くしておこうと思います。