雨が名物のシアトルですから、ナメクジも名物になります。
他の地より涼しいけれど、暖かい雨の多い夏。
彼らの天国です。
私が大事に育てているハーブたちを、片っ端から食べつくしてくれます。
「かわいい芽が出てきたこと」
翌朝、芽たちの影も形もありません。
綺麗な百合が咲きました。
虫がへばりついています。
咲く前の蕾が、食べられているのもしばしばです。
この輩を、どのように愛でることができましょうか?
私が鉄槌を下すと、情け深い子供たちがいやな顔をします。
私は悪びれてしまいます。
もっと山深い田舎に住んでいたときの朝、
彼らがゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ、波打って私の野菜を目掛けて、出勤しているのを目撃したこともありました。
決して、よい光景ではありませんでした。育ち放題なのは、天敵がいないのでしょうか。
日本にいた頃、妹が小さかった時、運悪く踏みつけてしまい、一メートル位飛び上がって泣き出したのを覚えています。
この者達、人の庭に出没すべき役割ってあるのでしょうか?
せっかくのハーブが全滅では泣きたくなりますね。
ReplyDeleteものの知識によれば、
「ナメクジは自然界の生態系の中では有機物を
分解して大地に返す役割」
があるとも。
また、とても栄養価が高い、とか。
と言われても、なかなか困った存在ですね。
ちなみにオーストラリアではナメクジの食用は禁止。
中毒を起こすそうです。
塩をかけて退治するのも一手ですが、ハーブには
どうかと心配ですね。
部屋の中でもハーブは育ちますから、一部持ち込むとか。
私は窓の外で栽培しています。