Tuesday, September 24, 2013

シアトルの初秋 穏やかな初秋となりました。





穏やかな初秋とは、戦争が回避されたと言う意味です。

もちろん毎日、心痛いニュースは未だ絶える事はありませんけれど、それにプラス、シリア攻撃の連日の記事が加わらなくて済む、という日常は随分と開放されたというものです。

これを手始めに、武器を持っての攻撃は勿論のこと、言葉での攻撃ごっこも止めにして、平和を求める忙しさに世界が変わっていく、少しの希望でも見たいし知りたいものです。

Monday, September 9, 2013

シアトルの初秋 秋は静かに




9月も10日ともなると夏とは言いませんものね。
夏草は未だ青々と元気にしていますし、天気も夏のように暑いですよ。

それでも秋は、静かにやってきているのですよ。
我が家の葡萄もよく実ってきていますし、
あちこちの葉っぱなぞも ”そろそろ色ずこうかなー” 
と思っている様子です。

そうそう、市場はハロウィンの化け物たちで、
すでに賑わいを見せています。
「やけに早いね。 」
親父さんが言っています。
ハロウィンは10月末なのにね。
”商魂”

Monday, August 19, 2013

シアトルの晩夏 お姉さんはフランスに



夏の日の過ぎる事の早い事!早い事!

昼の太陽の没する時間は早くなり、日が短くなればより一層、過ぎ行く一日の短さを感じます。

8月15日お姉さんはフランスに嫁いでいきました。

その寂しさより何より、送り出すための準備万端の為に奔走した毎日であった上、彼女のチケットはデルタ エアライン家族パスのスタンドバイであるにもかかわらず、若い二人は自分たちが立ち寄るホテル、交通機関の全ての予約を手際よく済ませお金も払い、万一フランス行きの空席が無ければどうするの?と言うほどのスケジュールを立てていたのでした。

「今回は神様によくお祈りして、席をいただいたとしても、この次は自分たちで責任を持ちなさいよ。」 親としては苦情を一言、言うこととなりました。

幸いにしてビジネス クラスに席を得、我々はどれほど安堵の胸を摩ったことか。

彼女を送り出しても、25年間ともに過ごした彼女の余韻はまだ色濃くあるので、未だ遠くに行ってしまった実感がないのです。

それでも夕方になると、この時間に帰ってくるはずの彼女の姿が無いのがこの上なく寂しいのです。

気の毒なのは迷犬バスター君で、彼女が戻る時間になると彼女の部屋に様子を見に来ます。

「お姉さんまだ?」

「だから言ったでしょう。お姉さんはフランスにお嫁に行ったの。」

「フーン?」 ですって。

Friday, August 2, 2013

シアトルの盛夏 鹿さん達




先日友の家を訪ねる途上、いつもの道のいつもの家の前を通りかかると鹿の像がおいてありました。「おや? 新しい見ものね。なかなか良いポーズよ。よくできていること。剥製かしら?」

数分後友と同乗して同じ道を来ると、何とその像が道の真ん中を歩いているではないですか。
「鹿、なんていわないで!今彼らと戦争中なんだから」友が言いました。

この界隈には祖父の貸家もあり、昨年までウロツク鹿を見かけたことは無かったのですけれど、今年は違いますね。

貸家の住人たちの庭のものは、野菜でも花でも何でも食べられてしまうそうです。

最近ガレージセールでなかなか見栄えのよい、金網のフェンスを手に入れて ”これでよし” と私は一人、悦に入っていたのですけれど、鹿対策には自分の背丈より高いフェンスが必要なのだそうです。

鹿は助走なしに、その場から一メートル以上もジャンプ出来るのだそうです。

”ビービーガン” がどうのとか怖い話も飛び出していますよ。

それにしても鹿さん達、美しく優雅で、かわいい目をして”敵”とみなすには余りに負債を感じてしまいますよ。

 北米に生息する鹿の頭数は過去最大数に達しており、約30万頭にも及ぶとか。

こんな記事を発見しました。

なるほど。

鹿はやはり可愛いので、これといった対策もないそうです。

そうですか。ライム病なぞを媒介する”マダニ”の運びやでもありますのに。

Friday, July 19, 2013

シアトルの盛夏  消防士さんの訪来




”ドンドンドーン” 2階のドアーが激しく叩かれたので、何事かと出てみると黒い制服らしき物を着込んだ若い男性が立っていました。

私を見るや、彼が言うには「近所から通報があって、アンタンところのファイアー プレースで何やら不審なものが燃えているらしい。煙が立ちこめて数軒の家で迷惑している、何を燃やしているのか?」

私 「爺さんが木の葉を燃やしている」

消防士 「木の葉?」

盛夏に木の葉を燃やすのが不思議だったのか、木の葉が近所迷惑になるほどの物であるかしらと思ったのか、消防士が不思議そうな顔をしたので。

「まあー 兎に角、本人と話してみてよ。何せ91歳ですからね。われらの言うこと聞かないのよ。制服姿の人の言うことは真剣に聞くことでしょう。私にとってもありがたい事よ。」

消防士を案内して、リヴィング ルームに行ってもいない。
決っと枯葉を集めているに違いない、現行犯を目撃してもらうのもいいことだ。

枯葉集めに忙しい爺 様に消防士は何度も声をかけ、漸く爺様は事に気付き大人しく説明を受けていたようでした。

この爺様はその昔、テキサスの農場で生まれ育ち、ダイオキシンなぞという話もされたこともなく何でも燃やし、その時代はプラスチック製品なぞもそれほどなかったでしょうし、燃やすものは木とか紙とかそんなもので、何せ大地ですから、どれほど燃やしても煙が一筋くらいであったでしょうし、物を燃やすことに抵抗が無いらしいですね。

その後長いこと宅地に住んでいてもごく最近まで、近所はお互いにファイヤー プレイスで暖を取っていたし、ところが時は激しく移り人々が環境に神経質になり、ファイヤー プレースもあまり使わなくなり、一人なんでも燃やして悦にいっていた爺様は、何度か近所から苦情を言われ、ファックス マシンやプラスチックを燃やすのはやめて、紙や木の葉にしていたのですけれど、その量が激しいのでやはり隣人はウンザリしていたのですね。

いくらか気温が下がった昨今とはいえ、盛夏に煙突から沢山の煙が出ているなんてやはり異常ですよね。

Monday, July 8, 2013

シアトルの夏 独立記念日



独立記念日も、瞬く間に過ぎ去っていきました。

ワシントン湖の周辺の花火大会は、実に盛大なものでした。

輝かしい花火の打ち上げのように、アメリカ独立の輝かしい思想と意気も変わらぬものであって欲しいものです。

清教徒の深い信仰心は神の国を希求し、それを基盤として神様の大いなる意志によって建てられた国なのですから。

Friday, June 14, 2013

シアトルの初夏 見栄えの良い狸君



「来てごらん。猫2の餌を狸が来て食べている」

夜更け、娘がひそひそ声で知らせに来ました。

「何で狸と分かったの?」

「ガリガリと、大きな音立てて食べるのは猫ではない。」

私たちは外に住む猫2、すなわち野良猫 "オーちゃん" のために食事を外に用意してあるのです。

「シーッ」 我々は抜き足、差し足で娘の部屋のガラス戸をソーッと開けてみると、なるほど猫ではなさそうな動物がガリガリと大きな音を立てて、猫の餌を夢中で食べています。

「暗くて誰だかわからないじゃないの」

懐中電灯で照らしてみると、果たして狸。

振り向いたその姿の見事な野生美。

光で照らされても逃げないで、ドロボー風の目マスクもくっきりと我々をじーっと暫く見つめて、大胆不敵、又食べ始めました。

「へーイ! 狸見たい人!出ておいで」

家の中に声をかけると、親父さんが飛び出てきました。

「毛皮のコートにしても、襟巻きにしても上等のが出来そうね。」皆でこの狸の野生美を褒め称えました。

鶏さんが狙われるときはひたすら狸憎し。こんな余裕はないのです。

そして、今宵は満天の星。

「柄杓星がこれで、ほらほら流れ星」

しばらく星空に見入っていた私たち。

娘 「ちょっとお父さん! 何もっているの?」

お父さんは、息子のコレクションの 16世紀風の ”十手” を持って飛び出してきていたのです。

やはり天下泰平